第11回近畿介護支援専門員研究大会が、2月18日(土)・19日(日)、滋賀県米原市で行われました。
近畿介護支援専門員研究大会は、近畿の2府4県が、平成13年から合同開催しているものです。2日間の参加者は約730名。制度改正と報酬改定を直前に控え、近畿以外の地域からの参加もある、盛況な大会となりました。
近畿介護支援専門員研究大会は、近畿の2府4県が、平成13年から合同開催しているものです。2日間の参加者は約730名。制度改正と報酬改定を直前に控え、近畿以外の地域からの参加もある、盛況な大会となりました。
Vol.113 アセスメント力が問われる
地域包括ケアにおけるケアマネジャー
第11回 近畿介護支援専門員研究大会 滋賀大会開催
地域を考えるケアマネジャーに
大会テーマは、「住み慣れた場所で自分らしく老いることのできる社会の実現を目指して――地域包括ケアシステムの構築とケアマネジャーの役割」。
大会の幕開けは、厚生労働省老健局振興課課長補佐・山本亨氏による基調講演「平成24年度介護保険改正について」です。
単身世帯や認知症の人が増加して高齢者全体のケアニーズが高まるなか、ケアマネジャーのアセスメント能力に大いに期待していること、今後もケアマネジャーが制度の要であることに変わりはないという点が述べられました。
続いての記念講演は、国際医療福祉大学教授・高橋紘士氏による「住み慣れた場所で自分らしく老いることのできる社会を目指して」。
地域包括ケアにおいてのケアマネジャーの役割の重要性をあらためて述べるとともに、給付管理からケアマネジメントへの仕事の転換の必要性について言及しました。最後は地域のことを考えるケアマネジャーであってほしいとの期待で、講演は締めくくられました。
大会の幕開けは、厚生労働省老健局振興課課長補佐・山本亨氏による基調講演「平成24年度介護保険改正について」です。
単身世帯や認知症の人が増加して高齢者全体のケアニーズが高まるなか、ケアマネジャーのアセスメント能力に大いに期待していること、今後もケアマネジャーが制度の要であることに変わりはないという点が述べられました。
続いての記念講演は、国際医療福祉大学教授・高橋紘士氏による「住み慣れた場所で自分らしく老いることのできる社会を目指して」。
地域包括ケアにおいてのケアマネジャーの役割の重要性をあらためて述べるとともに、給付管理からケアマネジメントへの仕事の転換の必要性について言及しました。最後は地域のことを考えるケアマネジャーであってほしいとの期待で、講演は締めくくられました。
地域包括ケアでの役割
初日最後は、シンポジウム「地域包括ケアシステムの構築と介護支援専門員の役割」(司会 龍谷大学教授・村井龍治氏)。地域包括支援センター管理者と、脳卒中連携パスを端緒に医療・介護の連携の核となっている医師、行政という、それぞれのパネリストの講演から、地域包括ケアの具体と、そこでのケアマネジャーの役割を考えました。
山本亨氏も参加し、活況な討論が交わされました。
司会の村井氏からの「医師・ケアマネ・インフォーマル、それらの結びつきがないと地域包括ケアの実現は難しい」とのまとめに、会場の多くの参加者も頷いていたようです。
山本亨氏も参加し、活況な討論が交わされました。
司会の村井氏からの「医師・ケアマネ・インフォーマル、それらの結びつきがないと地域包括ケアの実現は難しい」とのまとめに、会場の多くの参加者も頷いていたようです。
翌日は、6つの分科会を開催され、現場実践から生まれた研究が多く発表されました。
地域包括ケアシステムのなかで、ケアマネジャーは一体何をすべきなのか。
ケアマネジャー一人ひとりが、あらためて職種の存在意義を自ら見つめ直す大会になったのではないでしょうか。
来年度の第12回大会は、2月16日・17日、奈良県で開催される予定です。
地域包括ケアシステムのなかで、ケアマネジャーは一体何をすべきなのか。
ケアマネジャー一人ひとりが、あらためて職種の存在意義を自ら見つめ直す大会になったのではないでしょうか。
来年度の第12回大会は、2月16日・17日、奈良県で開催される予定です。