全国のグループホームが健全かつ安全した運営を続けられるように、また、認知症になっても安心して豊かに暮らせる制度や仕組みが整えられることを目指し、去る7月31日、グループホームが大同団結し、全国グループホーム団体連合会を立ち上げました。
Vol.58 全国グループホーム団体連合会 立ち上げ
組織的かつ一致団結した活動を目指す
全国のグループホームは、所属する都道府県や市町村の事業者団体に所属し、その集まりとしての全国認知症グループホーム協会が知られていますが、今回立ち上げの集いを行った「全国グループホーム団体連合会(通称GH連)」は、都道府県ならびに政令指定都市を単位とする事業者団体を「正会員」とし、それ以外の事業者団体および事業所は「準会員」としています。これは、GH連の目的である「制度や仕組みが適切かつ有効に整えられていくことを目指す」ために組織的かつ一致団結した活動が必要となるためと、和田行男さん(東京都地域密着型サービス事業者連絡協議会代表)は説明します。
そもそも、全国認知症グループホーム協会は、都道府県の事業者団体(都道府県協議会)の集合体としての顔と、同協会をトップとした各都道府県の支部化という2つの顔をあわせもっています。果たしてどちらが適切なのかは意見の分かれるところですが、昨今の厳しい介護報酬の改正に対して、事業者団体として対応していくためには、全国のグループホーム関連都道府県連絡会のネットワークを構築することが不可欠と判断され、GH連の設立となりました。
そもそも、全国認知症グループホーム協会は、都道府県の事業者団体(都道府県協議会)の集合体としての顔と、同協会をトップとした各都道府県の支部化という2つの顔をあわせもっています。果たしてどちらが適切なのかは意見の分かれるところですが、昨今の厳しい介護報酬の改正に対して、事業者団体として対応していくためには、全国のグループホーム関連都道府県連絡会のネットワークを構築することが不可欠と判断され、GH連の設立となりました。
世話人には和田行男さんが選出
立ち上げの集いには、賛同した16都道府県連絡会(北海道、宮城、山形、福島、茨城、群馬、東京、山梨、長野、岐阜、三重、滋賀、京都、岡山、愛媛、福岡)2099事業所の関係者ならびに事業者ら、総勢100名を超える方が参加。和田行男さんから今回の立ち上げに関して、その経緯の説明があった後、来賓あいさつなどを経て、設立総会が開催されました。
総会では宮崎直人さん(北海道認知症グループホーム協議会)が議長となり、会則について議論が交わされました。その後、各地区から13名の世話人が選出され、代表世話人には、和田行男さんが就任しました。
今後は、ホームページなどを通した広報作業のほか、世話人会(年4回)や総会(年1回)により会員の意見を終結し、活動をしていくといいます。来賓としてあいさつした田仲教泰さん(厚生労働省老健局 認知症・虐待防止対策推進室 室長補佐)や記念講演に登壇した小宮英美さん(NHKチーフディレクター)からは、GH連に対する熱い期待が感じられました。関係者のみならず、国民の期待にどう応えていくのか? GH連の活動に注目したいと思います。
総会では宮崎直人さん(北海道認知症グループホーム協議会)が議長となり、会則について議論が交わされました。その後、各地区から13名の世話人が選出され、代表世話人には、和田行男さんが就任しました。
今後は、ホームページなどを通した広報作業のほか、世話人会(年4回)や総会(年1回)により会員の意見を終結し、活動をしていくといいます。来賓としてあいさつした田仲教泰さん(厚生労働省老健局 認知症・虐待防止対策推進室 室長補佐)や記念講演に登壇した小宮英美さん(NHKチーフディレクター)からは、GH連に対する熱い期待が感じられました。関係者のみならず、国民の期待にどう応えていくのか? GH連の活動に注目したいと思います。