第32回 50代からのジョギングトレーニング<7> レースの走り方!
今回は、第21回、第22回でお話したレースへの参加に関連して、ジョギングトレーニングの総仕上げとして、実際のレースの走り方について触れたいと思います。
レースに参加して気づくこと
初めてレースに参加すると、まず目につくのが参加者の年齢層ではないでしょうか。一番層が厚いのは30代、40代なのですが、そうした中に50代はもちろん60代も70代も参加していて、本当に老若男女いろんな世代が走っていることに驚かされます。きっと「こんなに自分と同世代や上の世代が走っているのか」とびっくりされることでしょう。
参加者の中で50代は決して若くはありませんが、とはいえ、とびきり老けているわけでもないことがよくわかります。50代としては、若い人たちと張り合ってはいけませんが、刺激をもらうことはできます。一方で自分より年上の方もたくさん走っていますので、そうした方々の頑張っている姿が励みになって自分も頑張ろうと思えます。50代というのはそういう年代なのだと思います。
参加者の中で50代は決して若くはありませんが、とはいえ、とびきり老けているわけでもないことがよくわかります。50代としては、若い人たちと張り合ってはいけませんが、刺激をもらうことはできます。一方で自分より年上の方もたくさん走っていますので、そうした方々の頑張っている姿が励みになって自分も頑張ろうと思えます。50代というのはそういう年代なのだと思います。
レースをどう走るか
まず、気をつけてほしいのは、大体のレースには制限時間が設定されていて「関門」があることです。時間内に関門を通過できなければ、そこでレース終了となってしまいます。ですから、普段あまり練習ができていない方は、制限時間をしっかりチェックしておきましょう。レースに参加する以上、完走できたほうが嬉しいですし、完走することで次のレースへのモチベーションにつながります。関門をクリアできそうにないレースは避けて、完走できる可能性の高いレースを選ぶべきです。なかには、10kmのレースでも70分とか80分が制限時間のレースもあります。
そこがクリアできれば、次は目標タイムのクリアです。最大のポイントはオーバーペースにならないことです。初めてレースに参加する方は舞い上がってしまって、周りの勢いにつられて、バーッと突っ込んでしまう傾向があります。それは絶対にNGです。普段走っていないスピードで最後まで走りきれることはありえませんから、あくまでも普段のペースで走ることを心がけましょう。
前述しましたが、ランニングは老若男女関係ないスポーツですから、「張り合わない」、これが一番重要なポイントでしょう。ずっとマラソンを継続して続けてきて50代に至った方はえてして若い人と競おうとする傾向があります(笑)。怪我のもとですから、50代から始めた方は若い人と張り合ってはいけませんよ。
この連載は今回で最終回です。入門ということでは、十分に語り尽くしたつもりです。1年間ご愛読ありがとうございました。
2012年6月6日
そこがクリアできれば、次は目標タイムのクリアです。最大のポイントはオーバーペースにならないことです。初めてレースに参加する方は舞い上がってしまって、周りの勢いにつられて、バーッと突っ込んでしまう傾向があります。それは絶対にNGです。普段走っていないスピードで最後まで走りきれることはありえませんから、あくまでも普段のペースで走ることを心がけましょう。
前述しましたが、ランニングは老若男女関係ないスポーツですから、「張り合わない」、これが一番重要なポイントでしょう。ずっとマラソンを継続して続けてきて50代に至った方はえてして若い人と競おうとする傾向があります(笑)。怪我のもとですから、50代から始めた方は若い人と張り合ってはいけませんよ。
この連載は今回で最終回です。入門ということでは、十分に語り尽くしたつもりです。1年間ご愛読ありがとうございました。
2012年6月6日
- 新連載開始のお知らせ
-
金さんの「50代からのジョギング入門」の後を受けて
市橋有里(いちはし・あり)さんの
【ari's Basic Running 〜ココロもカラダもキレイに〜】が
スタートしました!こちらもよろしくお願いします!
http://www.caresapo.jp/senior/kantan/running/