認知症ケアの標準化および高度化を推し進めるため、厚生労働省は平成20年度から「認知症ケア高度化推進事業」を実施しています。実施主体である認知症介護研究・研修東京センターでは、認知症介護指導者の派遣に加えて、4月1日からインターネットによる情報発信の場「ひもときねっと」を開設しています。
そこで今回のキャッチ・アップでは、この「ひもときねっと」を紹介します。
そこで今回のキャッチ・アップでは、この「ひもときねっと」を紹介します。
Vol.48 認知症ケアの新しい情報サイト「ひもときねっと」が開設
認知症ケアを「ひもとく」
「ひもときねっと」は、その名称が示すように、認知症ケアを「ひもとく」事例やポイントを紹介する情報サイトです。
認知症ケアにおいて介護者が困難と感じる場面の多くは、「(認知症の人の)行動への関わり」ですが、まずは介護者自身が、新たな「気づき」を得るために多くの事例に触れ、認知症の人の行動にしっかりと関わる実力を身につけることが重要です。マニュアル化された画一的なケアではなく、気づきや考え方(思考展開)に基づいたケアが、これから目指すべき認知症ケアといえます。
認知症ケアにおいて介護者が困難と感じる場面の多くは、「(認知症の人の)行動への関わり」ですが、まずは介護者自身が、新たな「気づき」を得るために多くの事例に触れ、認知症の人の行動にしっかりと関わる実力を身につけることが重要です。マニュアル化された画一的なケアではなく、気づきや考え方(思考展開)に基づいたケアが、これから目指すべき認知症ケアといえます。
思考展開を学ぶ
「ひもときねっと」の「気づきを学ぶ」コーナーでは、認知症ケアにおける気づきや対応例が物語風に取り上げられ、それぞれの思考展開に沿ったケアのポイントがわかりやすく理解できます。そのほか、キーワードから事例が検索できる「事例を探す」、海外の先進的なケアを紹介する「海外認知症ケア情報」などがあります。
本サイトは今後、専門職のみならず、介護に携わる家族の方々にも、認知症ケアの新しい情報や参考事例を発信していきます。
ひもときねっと本サイトは今後、専門職のみならず、介護に携わる家族の方々にも、認知症ケアの新しい情報や参考事例を発信していきます。