前回に引き続き、8月27日から29日かけて行われた全国老人保健施設大会 京都のレポートです。
Vol.23 第19回全国介護老人保健施設大会 京都レポート(後編)
多様なニーズに応える事例が多数発表
28日と29日には、現場の実践者による発表が行われました。ひと昔前までは、老健の発表といえばリハビリ・在宅復帰が主でしたが、前回のレポートにもあったように、利用者の多様なニーズに応えるべく、最近では生活の場としての役割を意識した演題が多くなりました。
「生活の場」を意識した主な演題
ユニットケア
「ユニットケアにおける利用者・家族、職員の意識調査」
ご利用者の思い+職員の思い=『準ユニットケア』
環境改善から個別的なケアへ〜PEAPを用いて〜
目指せユニットケア〜その人らしさを大切に〜
ユニットケアを実践しての評価
あなたの夢 かなえたい!〜夢実現に向けての取り組み〜
ターミナルケア
ターミナルケアを行って〜2007年家族が託した思い〜
ターミナルケアを経た追跡調査から見えてくるもの
老健施設でのターミナル・ケアを行って
老健での看取り…この1年
ターミナルケアを経験して
『自分ならどのような最期を迎えたいですか?』
「ユニットケアにおける利用者・家族、職員の意識調査」
ご利用者の思い+職員の思い=『準ユニットケア』
環境改善から個別的なケアへ〜PEAPを用いて〜
目指せユニットケア〜その人らしさを大切に〜
ユニットケアを実践しての評価
あなたの夢 かなえたい!〜夢実現に向けての取り組み〜
ターミナルケア
ターミナルケアを行って〜2007年家族が託した思い〜
ターミナルケアを経た追跡調査から見えてくるもの
老健施設でのターミナル・ケアを行って
老健での看取り…この1年
ターミナルケアを経験して
『自分ならどのような最期を迎えたいですか?』
思いが募り、涙ぐむ発表者も
演題自体は1テーマ10分という短い時間でもあり、発表者は伝えたいことが十分に伝えられないジレンマもあったかもしれません。しかし中には、質疑応答の際に感極まって涙ぐむ発表者もいました。
特養でユニットケアが施行され始めた当初、同じように発表の場で涙ぐむ者が多かったことを記憶しますが、老健においても、中間施設としての役割と実際に帰宅できない利用者とのジレンマに悩む職員であったり、利用者の一言に救われる職員が多いことが実感されました。
今年は1200を超える演題が発表されました。来年7月22日〜24日に新潟で行われる第20回大会に向けて、皆さんも自分の思いを伝えてみませんか?
特養でユニットケアが施行され始めた当初、同じように発表の場で涙ぐむ者が多かったことを記憶しますが、老健においても、中間施設としての役割と実際に帰宅できない利用者とのジレンマに悩む職員であったり、利用者の一言に救われる職員が多いことが実感されました。
今年は1200を超える演題が発表されました。来年7月22日〜24日に新潟で行われる第20回大会に向けて、皆さんも自分の思いを伝えてみませんか?