今月の特集 新コーナー「介護保険 基本のき!」をかしこく活用!【通所系サービス編】
第1回 短期入所療養介護(療養型ショートステイ)
「介護保険 基本のき!」との連動企画である前回の特集では、ホームヘルプサービスなどの訪問系サービスの概略を紹介しました。
今回の特集では、ひきつづき、「介護保険 基本のき!」のダイジェスト版として、4回にわたって通所系サービスについて、そのサービス内容や利用方法などを紹介します。
第1回目は、短期入所療養介護(療養型ショートステイ)についてみていきます。
今回の特集では、ひきつづき、「介護保険 基本のき!」のダイジェスト版として、4回にわたって通所系サービスについて、そのサービス内容や利用方法などを紹介します。
第1回目は、短期入所療養介護(療養型ショートステイ)についてみていきます。
短期入所療養介護とは?
短期入所療養介護は、おとしよりが一時的に介護老人保健施設や病院などに宿泊して、看護や介護、機能訓練、日常生活上のお世話などを医学的な管理下で安心して滞在できるサービスをいいます。
医療を提供する施設に滞在するので、「療養型ショートステイ」とも呼ばれています。
医療を提供する施設に滞在するので、「療養型ショートステイ」とも呼ばれています。
どんなときに利用できるの?
お住まいの市町村から「要介護」と認定されていること、「居宅サービス計画(ケアプラン)」が作成されていることが前提です。
そのうえで、以下のような場合に利用できます。
(1)利用者自身の心身の状況もしくは病状に問題を抱えている
(2)家族の疾病、冠婚葬祭、出張
(3)家族の身体的及び精神的な負担の軽減などを図る など
そのうえで、以下のような場合に利用できます。
(1)利用者自身の心身の状況もしくは病状に問題を抱えている
(2)家族の疾病、冠婚葬祭、出張
(3)家族の身体的及び精神的な負担の軽減などを図る など
利用の手順(どうやって利用するの?)
(1)介護支援専門員(ケアマネジャー)と相談のうえ、短期入所療養介護を提供する事業所を決定。
(2)事業者と直接、契約を結んでサービス開始。サービスの開始にあたっては医師から指示が事業者に出されます。
(2)事業者と直接、契約を結んでサービス開始。サービスの開始にあたっては医師から指示が事業者に出されます。
どれくらいの日数を利用できるの?
数日から1週間程度(連続して利用する場合最大30日まで)です。
利用料は?
泊まる事業所が病院であるのか診療所なのか、個室かどうかなどの居室の環境と要介護度によって異なります。
このほかに、宿泊費(部屋代で、光熱水費も含まれます。個室や大部屋かなどで異なります)と食費(材料費と調理にかかる費用)が必要です。この額は施設によって異なります。
このほかに、宿泊費(部屋代で、光熱水費も含まれます。個室や大部屋かなどで異なります)と食費(材料費と調理にかかる費用)が必要です。この額は施設によって異なります。
Ex.)利用料のめやす(病院に泊まる場合:要介護3の利用者で東京都特別区在住の場合)
*これ以外に、食費と宿泊費が別途かかります。
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「介護保険 基本のき!」
今さら聞けない介護保険制度の基本。その仕組みから申請の仕方、サービスの詳しい内容など、けあサポ家庭介護サポーターズが総力をあげて解説します。