もっと知りたい!ケアマネジャーのこと
最終回 ケアマネジャーを上手に活用しよう
第1回でも触れたように、ケアマネジャーは介護保険のコーディネーターといえる存在であり、介護者にとっても頼れる存在です。
では、介護者はケアマネジャーとどのようにかかわれば、よりよい介護生活を送ることができるのでしょうか。
では、介護者はケアマネジャーとどのようにかかわれば、よりよい介護生活を送ることができるのでしょうか。
ケアマネとの相性は?
担当するケアマネジャーと良好な関係を築くことができ、サービス利用にも問題がなければ、現状維持でよいでしょう。しかし、人と人には相性があり、ケアマネジャーと合わないと感じる場合があるかもしれません。あるいは要望を聞いてくれないなど、ケアマネジャーに不満を感じることもあるかもしれません。
そんな時、どうすればよいのでしょうか? 「ケアマネジャーは変更してもよい」と杉田まどかさんは言います。「1回契約をすると断りにくいと考えているご家族も多いですが、話をしてみて合わないと思ったら、それをはっきり言っていいと思います」。
利用者とケアマネジャーは対等です。だからこそ、言いたいことを言い合えるのが良い関係なのだといえるでしょう。
そんな時、どうすればよいのでしょうか? 「ケアマネジャーは変更してもよい」と杉田まどかさんは言います。「1回契約をすると断りにくいと考えているご家族も多いですが、話をしてみて合わないと思ったら、それをはっきり言っていいと思います」。
利用者とケアマネジャーは対等です。だからこそ、言いたいことを言い合えるのが良い関係なのだといえるでしょう。
何かあればまず相談を
ケアマネジャーはモニタリングのため月1回は利用者の自宅を訪問します。その時まで要望をためている人もいますが、「何かあれば、メールでも電話でもすぐに連絡してほしい」と杉田さん。
何らかの課題が生じた場合、ケアマネジャーだけの力で何とかするのではなく、サービスにかかわる人たちが集まり、サービス担当者会議を開催します。ここで、その課題を解決するための議論が交わされます。つまり、早期に課題を解決することが可能となり得るのです。
だからこそ、何かあればまずは相談することが大切です。その際の窓口は、サービスの調整を行うケアマネジャーです。言いたいことは我慢せず、些細なことであってもケアマネジャーに相談してみましょう。
何らかの課題が生じた場合、ケアマネジャーだけの力で何とかするのではなく、サービスにかかわる人たちが集まり、サービス担当者会議を開催します。ここで、その課題を解決するための議論が交わされます。つまり、早期に課題を解決することが可能となり得るのです。
だからこそ、何かあればまずは相談することが大切です。その際の窓口は、サービスの調整を行うケアマネジャーです。言いたいことは我慢せず、些細なことであってもケアマネジャーに相談してみましょう。
ケアマネジャーからのワンポイント・アドバイス
介護は育児などと違ってゴールが見えにくいものです。そのため、最初から息切れしないように、無理をしないことが大切です。全力疾走を続けると、身も心ももちません。そして、無理をすると不満の感情が高まってしまいます。
ですから、介護者が自らの生活を崩して、身を削ってまで介護をする必要なないと思います。家族にしかできないことと、人に任せられることを見極める。このことが大切です。できないことはできないとケアマネジャーに伝えてください。それによってケアマネジャーは対応を考えます。
また、介護者自身が元気に生活するということが重要です。サービスを利用していても、家でともに生活しているのであれば、それだけでよく頑張っているといえます。
自らの心身の健康に十分留意し、自分だけで抱え込まず、周囲の人やケアマネジャーを活用してください。そのことが、介護生活を長く続けるためのポイントとなるのです。
ですから、介護者が自らの生活を崩して、身を削ってまで介護をする必要なないと思います。家族にしかできないことと、人に任せられることを見極める。このことが大切です。できないことはできないとケアマネジャーに伝えてください。それによってケアマネジャーは対応を考えます。
また、介護者自身が元気に生活するということが重要です。サービスを利用していても、家でともに生活しているのであれば、それだけでよく頑張っているといえます。
自らの心身の健康に十分留意し、自分だけで抱え込まず、周囲の人やケアマネジャーを活用してください。そのことが、介護生活を長く続けるためのポイントとなるのです。
ご協力いただいたい方
杉田まどかさん
(アイビー居宅介護支援事業所 管理者)