もっと知りたい!訪問入浴のこと
第3回 訪問入浴の流れを知ろう
これまで訪問入浴とはどのようなサービスなのか、その概略をお伝えしてきました。
今回は、訪問入浴が実際にどのような手順で行われるのかを具体的に紹介します。
今回は、訪問入浴が実際にどのような手順で行われるのかを具体的に紹介します。
浴槽の準備
(1)浴槽は、2つに分解された状態で運ばれてきて、部屋の中で組み立てられます。
※床を傷めないよう下にシートを敷きます。
※床を傷めないよう下にシートを敷きます。
(2)浴槽の上にストレッチャー、ネット(ハンモック)、タオルをセットします。
※この上に利用者が乗ることになります。
※この上に利用者が乗ることになります。
水まわりの準備
(1)利用者宅の水道の蛇口とホースをつなぎ、訪問入浴車に水を流し込みます。
車内のボイラーで瞬間的にお湯を沸かします(設定した温度で)。
車内のボイラーで瞬間的にお湯を沸かします(設定した温度で)。
(2)お湯はホースで浴槽まで運ばれます。
(3)浴槽にお湯をためるとともに、このお湯がシャワーにも使用されます。
※マンションなどのように、訪問入浴車との距離が遠く、水道から水を取り込めない場合、家の浴槽にお湯をためてもらい、それをポンプで訪問入浴の浴槽に取り込むことになります。
入浴の手順
以上の手順で準備が完了したら、いざ入浴となります。
(1)利用者に横になってもらい、身体を冷やさないこと、羞恥心などに配慮して、身体をタオルで覆います。
(1)利用者に横になってもらい、身体を冷やさないこと、羞恥心などに配慮して、身体をタオルで覆います。
(2)頭を洗い、その後、冷えないようにタオルで頭を包みます。
(3)身体を沈めて、お湯に浸かってもらいます。
(4)身体を抱えて起き上がってもらい、背中を洗います。
※自分で起き上がれる人は、(見守りながら)起き上がってもらいます。
※自分で起き上がれる人は、(見守りながら)起き上がってもらいます。
(5)身体の前側(顔、手や腹部、陰部)を洗います。
(6)最後に、シャワーで全身を流して、入浴は終了です。
以上、入浴の流れをご紹介しました。
利用者の安全に配慮してサービスが行われますので、家族にとっても安心して利用できるでしょう。
以上、入浴の流れをご紹介しました。
利用者の安全に配慮してサービスが行われますので、家族にとっても安心して利用できるでしょう。