アロマの活用で介護生活に潤いを!
第2回 アロマで心身をリフレッシュ(1) −香りを楽しむ
前回お伝えしたように、アロマセラピーは大きく、吸入と皮膚塗布という2つの方法があります。
今回は、このうち吸入の方法や楽しみ方をお伝えします。
今回は、このうち吸入の方法や楽しみ方をお伝えします。
吸入を行うにあたって
アロマセラピーの吸入は、人間が生きていくうえで必ず行う“呼吸”を使った療法です。そして、鼻から吸入された精油の成分は、言葉やコミュニケーションなどがなくても、無意識のうちに直接、脳(大脳辺縁系)に伝わります。そのため、認知症の人や知的障がいのある人などに対しても、不安の解消、鎮静、気分転換などさまざまな場面で使用されます。
また、かぜやインフルエンザなどの感染症が流行する時期に、抗菌、殺菌、空気清浄作用のある精油を室内に拡散させると、感染症予防に役立てることもできます。
また、かぜやインフルエンザなどの感染症が流行する時期に、抗菌、殺菌、空気清浄作用のある精油を室内に拡散させると、感染症予防に役立てることもできます。
目的別!アロマ活用術
かぜの予防
介護を続けるためには、介護する人自身の健康が第一です。
かぜの予防、かぜのひき始めに効果があるのは次のものです。
介護を続けるためには、介護する人自身の健康が第一です。
かぜの予防、かぜのひき始めに効果があるのは次のものです。
ラヴィンサラ 2滴 ユーカリラジアタ 1滴 ローズマリーシネオール 1滴 |
マグカップにお湯を入れ、精油を垂らす。 蒸気とともに立ち上る香りを、口と鼻からゆっくり深呼吸しながら吸入する。 |
安眠
体力をつけるためには、しっかりと睡眠をとることが大切です。
安眠を促す効果があるのは次のものです。
体力をつけるためには、しっかりと睡眠をとることが大切です。
安眠を促す効果があるのは次のものです。
ラベンダー 1滴 | ティッシュに垂らして、顔の近くに置く。 |
リフレッシュ
オレンジスイート グレープフルーツ |
100円ショップなどで香水用のアトマイザーを購入し、オレンジとグレープフルーツを同量ずつ入れて混ぜ、室内に拡散する。 目に入らないよう、皮膚に付着しないように注意する。 |
気分が落ち込んだときに
ベルガモット 2滴 ゼラニウム 1滴 マンダリン 1滴 |
ティッシュでもアトマイザーでも可。注意事項も同じです。 |
車の中のリフレッシュ
ペパーミント 2〜3滴 | ティッシュに垂らし、通風孔に差し込むと車内にすっきりとした香りが漂います。 |
その他
お気軽吸入として、マスクに1滴付ける方法もあります!今の時期は特におすすめです。
使用するオイル
・ユーカリラジアタ
・ローズマリーシネオール
お気軽吸入として、マスクに1滴付ける方法もあります!今の時期は特におすすめです。
使用するオイル
・ユーカリラジアタ
・ローズマリーシネオール
注意事項
・以上のレシピは、ご家庭に芳香器がない場合の使用方法です。芳香器がある方は、これらのブレンドを芳香器でお試しください。
・使用する精油は、品質の確かなものをお使いください。詳しくは第1回をご覧ください。
・使用する精油は、品質の確かなものをお使いください。詳しくは第1回をご覧ください。