自助具を使ってみよう!
第3回 片麻痺の人の調理動作
今回は片麻痺の方が調理の場面で使用する自助具について紹介をします。
前回と同様に、麻痺側の手がほとんど動かず、麻痺のない手のみで生活している方を想定して説明します。
前回と同様に、麻痺側の手がほとんど動かず、麻痺のない手のみで生活している方を想定して説明します。
調理動作にはとても多くの工程が存在し、そのそれぞれの工程において片麻痺の方が困難な「物を押さえ、固定する」ための自助具が活躍します。
まずは袋を開ける、蓋を開けるような動作ですが、Fのようにハサミを使用して袋を切って開けることもありますし、Gのようなボトルオープナーを使用し蓋を開けることもできます。またHのようにすべり止め素材をビンの上下にセットして開けるボトルオープナーもあります。
また食材を容器に保存する際にIのように片手でボタンを押して開け閉めできる容器を使用すると便利です。これは特に障害者用に作られた物ではありませんが、その機能に着目すると自助具の1つと言えます。
野菜の皮を剥く、野菜を切る操作においてはJのような釘付きまな板を使用します。野菜を釘に刺して固定し、ピーラーで皮を剥いたり、包丁で切ります。千切りのような細かい操作にはKのスライサーを使用するのも有効です。さらにスライサーが動かないように下に滑り止めシートを敷いて固定をします。
I、Kのような一般商品を活用することも大切な視点です。
次回は慢性関節リウマチの方がよく使用する自助具を紹介したいと思います。
まずは袋を開ける、蓋を開けるような動作ですが、Fのようにハサミを使用して袋を切って開けることもありますし、Gのようなボトルオープナーを使用し蓋を開けることもできます。またHのようにすべり止め素材をビンの上下にセットして開けるボトルオープナーもあります。
また食材を容器に保存する際にIのように片手でボタンを押して開け閉めできる容器を使用すると便利です。これは特に障害者用に作られた物ではありませんが、その機能に着目すると自助具の1つと言えます。
野菜の皮を剥く、野菜を切る操作においてはJのような釘付きまな板を使用します。野菜を釘に刺して固定し、ピーラーで皮を剥いたり、包丁で切ります。千切りのような細かい操作にはKのスライサーを使用するのも有効です。さらにスライサーが動かないように下に滑り止めシートを敷いて固定をします。
I、Kのような一般商品を活用することも大切な視点です。
次回は慢性関節リウマチの方がよく使用する自助具を紹介したいと思います。