介護保険 基本のき!
用語集
特定疾病
介護保険法で定められている以下の16の疾病を特定疾病といいます。
(1)がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき、回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)
(2)関節リウマチ
(3)筋萎縮性側索硬化症
(4)後縦靭帯骨化症
(5)骨折を伴う骨粗鬆症
(6)初老期における認知症
(7)進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
(8)脊髄小脳性症
(9)脊柱管狭窄症
(10)早老症
(11)多系統萎縮症
(12)糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
(13)脳血管疾患
(14)閉塞性動脈硬化症
(15)慢性閉塞性肺疾患
(16)両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
(1)がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき、回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)
(2)関節リウマチ
(3)筋萎縮性側索硬化症
(4)後縦靭帯骨化症
(5)骨折を伴う骨粗鬆症
(6)初老期における認知症
(7)進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
(8)脊髄小脳性症
(9)脊柱管狭窄症
(10)早老症
(11)多系統萎縮症
(12)糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
(13)脳血管疾患
(14)閉塞性動脈硬化症
(15)慢性閉塞性肺疾患
(16)両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
ケアマネジャー(介護支援専門員)
どんな仕事?
ケアマネジャー(制度上では「介護支援専門員」と呼ばれます)は介護保険制度に関するスペシャリストです。
介護や医療などの資格を持っている方で、なおかつ一定期間の経験がある方が試験に合格し、さらに研修を終了すると、ケアマネジャーの資格を取ることができます。
【関連ページ/「ケアマネジャーになるには」】
ケアマネジャーは、介護保険のサービスをより良く受けることができるよう、要介護認定を受けた方や家族の意見や希望を聴きながら、心身の状況に適した介護サービスや介護予防サービスなどを検討し、サービス計画(ケアプラン)を立てます。ホームヘルプサービスや特別養護ホームなどの各種介護サービスは、このケアプランに基づいて本人や家族へ提供されます。そのために、市区町村、介護を行う民間事業者、施設などとの連絡調整を行う橋渡し役でもあります。
さらには提供されたサービスが適していたかどうかの評価も行い、本人や関係者に相談しながら、より適したサービスが実施されるように改善していきます。
直接的に「介護」をすることはないのですが、本人の生活全体を見渡しながら、本人に適した医療・福祉・介護の知識・情報・サービスを提供していくのがケアマネジャーの役割です。
介護や医療などの資格を持っている方で、なおかつ一定期間の経験がある方が試験に合格し、さらに研修を終了すると、ケアマネジャーの資格を取ることができます。
【関連ページ/「ケアマネジャーになるには」】
ケアマネジャーは、介護保険のサービスをより良く受けることができるよう、要介護認定を受けた方や家族の意見や希望を聴きながら、心身の状況に適した介護サービスや介護予防サービスなどを検討し、サービス計画(ケアプラン)を立てます。ホームヘルプサービスや特別養護ホームなどの各種介護サービスは、このケアプランに基づいて本人や家族へ提供されます。そのために、市区町村、介護を行う民間事業者、施設などとの連絡調整を行う橋渡し役でもあります。
さらには提供されたサービスが適していたかどうかの評価も行い、本人や関係者に相談しながら、より適したサービスが実施されるように改善していきます。
直接的に「介護」をすることはないのですが、本人の生活全体を見渡しながら、本人に適した医療・福祉・介護の知識・情報・サービスを提供していくのがケアマネジャーの役割です。
依頼の方法は?
お住まいの市区町村に介護保険を申請する際に、ケアマネジャーを紹介してくれます。もちろん、お知り合いのケアマネジャーがいれば、ご自身で依頼することも出来ます。
費用についてですが、相談やケアプランの作成に関する費用は介護保険から全額支給されるため不要です。
費用についてですが、相談やケアプランの作成に関する費用は介護保険から全額支給されるため不要です。
ホームヘルパー(訪問介護員)
どんな仕事?
介護福祉士または介護職員基礎研修、ホームヘルパー1〜3級課程を修了した場合に取得できる資格です。介護や生活に関わる専門的知識や技術を身につけています。中には、ケアマネジャーなどの資格も持っている人もいらっしゃいます。
ホームヘルパーは、高齢者や心や体に障害がある人など、日常生活で不自由がある人のご家庭を訪ね、身体の介護や家事サービスを提供し、自立した生活ができるように支援します。
主な仕事は、(1)身体の介護に関すること、(2)家事に関すること、(3)相談に関すること、の3つです。しかし、ペットの世話や庭の掃除などは直接本人の援助につながらないため、依頼することができません。
くわしくは2008年5月の「けあサポ'S EYE」をご覧ください。
ホームヘルパーは、高齢者や心や体に障害がある人など、日常生活で不自由がある人のご家庭を訪ね、身体の介護や家事サービスを提供し、自立した生活ができるように支援します。
主な仕事は、(1)身体の介護に関すること、(2)家事に関すること、(3)相談に関すること、の3つです。しかし、ペットの世話や庭の掃除などは直接本人の援助につながらないため、依頼することができません。
くわしくは2008年5月の「けあサポ'S EYE」をご覧ください。
<ホームヘルパーの仕事>
(1)身体の介護に関すること | 食事・排せつ・衣類着脱・入浴や洗髪などの援助、通院等の介添え など |
(2)家事に関すること | 料理・洗濯・繕い物・そうじなどの援助、生活必需品の買い物の代行、関係機関との連絡 など |
(3)相談に関すること | 介護についての相談や助言 |
依頼の方法は?
すでに要介護認定<リンク>を受け、介護保険を使っている人は、ご担当のケアマネジャーに相談してみましょう。
まだ、介護保険を使っていない人は、市区町村の窓口で申請して介護保険の認定を受け、信頼できる近所の居宅訪問介護支援事業所(ホームヘルパーステーション)を紹介してもらいましょう。
基本的には、訪問介護(ホームヘルプサービス)を申請すると、近隣の居宅訪問介護事業所(ホームヘルパーステーション)に所属しているホームヘルパーがご自宅に来て、介護や家事支援などを行ってくれます。
まだ、介護保険を使っていない人は、市区町村の窓口で申請して介護保険の認定を受け、信頼できる近所の居宅訪問介護支援事業所(ホームヘルパーステーション)を紹介してもらいましょう。
基本的には、訪問介護(ホームヘルプサービス)を申請すると、近隣の居宅訪問介護事業所(ホームヘルパーステーション)に所属しているホームヘルパーがご自宅に来て、介護や家事支援などを行ってくれます。
保健師
どんな仕事?
保健師とは、4年制大学などで保健や公衆衛生についての専門的な課程を修得した人が取得できる国家資格です。乳児から高齢者までのすべての人の健康づくりに関わる専門家です。看護師の資格をあわせて持っている人が多いですが、中にはケアマネジャーの資格も持っている人もいます。
保健師の資格を持っている人が活躍する場は行政機関や病院・施設などさまざまですが、大きく分けて「地域」「学校」「企業」の3つです。
「学校」は保健室、「企業」は健康管理室などに配置されているので、お世話になった人も多いのではないかと思います。
介護をしている人にとって一番身近なのは「地域」の保健師です。保健所や保健センターなどには必ず配置されていて、検診、予防注射、健康相談、家庭介護者へケアの方法の指導などを行っています。また、介護についてのアドバイスをもらうこともできます。2007年からは、メタボリックシンドロームの人への保健指導や予防活動でも活躍しています。
保健師の資格を持っている人が活躍する場は行政機関や病院・施設などさまざまですが、大きく分けて「地域」「学校」「企業」の3つです。
「学校」は保健室、「企業」は健康管理室などに配置されているので、お世話になった人も多いのではないかと思います。
介護をしている人にとって一番身近なのは「地域」の保健師です。保健所や保健センターなどには必ず配置されていて、検診、予防注射、健康相談、家庭介護者へケアの方法の指導などを行っています。また、介護についてのアドバイスをもらうこともできます。2007年からは、メタボリックシンドロームの人への保健指導や予防活動でも活躍しています。
家庭介護者の人との関わり
健康診断やインフルエンザの予防接種などについては、お住まいの地域の保健所・保健センターなどで実施されていますので、市町村の広報・チラシやホームページなどで調べてみてください。また、最近では健康づくりのための情報提供を行うために、高齢者向けの講座を開いているところも多いようです。
看護師
どんな仕事?
看護師とは、看護学校(大学・専門学校)で専門課程を修得した人が取得できる国家資格です。病院や介護施設などで、医師の診療や治療の補助や、患者の療養上のお世話を行います。具体的には、検温や血圧測定などの健康状態チェックのほか、薬の管理、注射や点滴、医療機器の管理、衛生管理、入浴や食事の介助などです。
活躍の場所もいろいろで、病院や診療所で外来患者や入院患者への看護を行うほか、訪問看護師として高齢者や障害者の自宅へ直接出向いて、療養している人の医療的なケアを行います。
かつては、「看護婦(男性は看護士)」と呼ばれていましたが、2001年から男女ともに「看護師」と呼ばれるようになりました。
活躍の場所もいろいろで、病院や診療所で外来患者や入院患者への看護を行うほか、訪問看護師として高齢者や障害者の自宅へ直接出向いて、療養している人の医療的なケアを行います。
かつては、「看護婦(男性は看護士)」と呼ばれていましたが、2001年から男女ともに「看護師」と呼ばれるようになりました。
保健師や准看護師との違い
まず、資格の種類が違います。保健師と看護師はそれぞれ国家資格、准看護師は都道府県から交付される公的資格です。いずれも専門の課程を学校で学び、試験に合格しなければなりませんが、学校で学ぶ内容はそれぞれ違います。
看護師と准看護師については、病院や介護施設で行う仕事の内容はほとんど変わりません。保健師は、病院よりも保健所や保健センターなどで働く人が多いようです。
看護師と准看護師については、病院や介護施設で行う仕事の内容はほとんど変わりません。保健師は、病院よりも保健所や保健センターなどで働く人が多いようです。
理学療法士
どんな仕事?
理学療法士(PT)は、作業療法士や言語聴覚士と同様にリハビリテーションを行う専門家(国家資格)です。日常生活で必要な動作能力の回復を図り、家庭や職場への復帰を支援します。
具体的には、障害や病気、ケガなどで体の動作に支障がある人に対して、温熱、マッサージ、レーザー、電気刺激などを使って患部の痛みを和らげたり、訓練によって関節がうまく動かない部位をなめらかにしたり、歩く機能が衰えた人には筋力を強化したりします。また、住宅改修をするとき、福祉用具を選ぶときに頼りになるのはこの理学療法士です。
具体的には、障害や病気、ケガなどで体の動作に支障がある人に対して、温熱、マッサージ、レーザー、電気刺激などを使って患部の痛みを和らげたり、訓練によって関節がうまく動かない部位をなめらかにしたり、歩く機能が衰えた人には筋力を強化したりします。また、住宅改修をするとき、福祉用具を選ぶときに頼りになるのはこの理学療法士です。
リハビリテーション(理学療法)について
リハビリテーションについては、病院・介護老人保健施設などで受けられます。入院中はもちろんですが、自宅で生活されている人も、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーションなどの介護保険サービスとして受けられます。
なお、住宅改修や福祉用具の相談については、まずはご担当のケアマネジャーや地域包括支援センターで相談することをお薦めします。
なお、住宅改修や福祉用具の相談については、まずはご担当のケアマネジャーや地域包括支援センターで相談することをお薦めします。
作業療法士
どんな仕事?
作業療法士(OT)は、理学療法士や言語聴覚士と同様にリハビリテーションを行う専門家(国家資格)です。体の運動機能に障害がある人のほか、知的障害や精神障害がある人に対して、心身の機能や社会復帰に必要な能力の回復を図ります。
具体的には、障害や病気、ケガなどで体の動作に支障がある人に対して、生活で行う身の回りのこと(食事、排泄、入浴、家事など)の動作ができるように回復させたり、絵画や陶芸、手工芸、園芸、木工等を通じて手先の訓練治療を行います。また、補装具の改良・改善の指導も行います。
具体的には、障害や病気、ケガなどで体の動作に支障がある人に対して、生活で行う身の回りのこと(食事、排泄、入浴、家事など)の動作ができるように回復させたり、絵画や陶芸、手工芸、園芸、木工等を通じて手先の訓練治療を行います。また、補装具の改良・改善の指導も行います。
リハビリテーション(作業療法)について
リハビリテーションについては、病院・介護老人保健施設などで受けられます。入院中はもちろんですが、自宅で生活されている人も、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーションなどの介護保険サービスとして受けられます。
言語聴覚士
どんな仕事?
言語聴覚士(ST)は、理学療法士や作業療法士と同様にリハビリテーションを行う専門家(国家資格)です。
声や言葉、聞こえに障害がある人の機能を維持・向上させるために、リハビリテーションや検査、アドバイスなどの援助を行います。例えば、脳卒中の後遺症や交通事故などで失語症や構音障害がある人、生まれつき聴覚や言語に発達の遅れがある子どもなどが対象になります。嚥下障害の防止も行います。
声や言葉、聞こえに障害がある人の機能を維持・向上させるために、リハビリテーションや検査、アドバイスなどの援助を行います。例えば、脳卒中の後遺症や交通事故などで失語症や構音障害がある人、生まれつき聴覚や言語に発達の遅れがある子どもなどが対象になります。嚥下障害の防止も行います。
リハビリテーション(言語聴覚療法)について
言語聴覚士は、病院や障害者福祉施設、介護老人保健施設などで働いています。
通院や入院をしている病院で、言語や聞こえの障害の原因となる病気やケガを治療する際に、医師から説明を受けて言語聴覚士によるリハビリテーションを始める人が多いと思います。
その他、入所している介護老人保健施設などに言語聴覚士がいれば、本人の心身の状態に応じてリハビリテーションのプログラムが実施されます。
通院や入院をしている病院で、言語や聞こえの障害の原因となる病気やケガを治療する際に、医師から説明を受けて言語聴覚士によるリハビリテーションを始める人が多いと思います。
その他、入所している介護老人保健施設などに言語聴覚士がいれば、本人の心身の状態に応じてリハビリテーションのプログラムが実施されます。
介護職員(ケアワーカー)
どんな仕事?
介護職員は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの高齢者介護施設や障害者福祉施設に入所・通所している人の生活を支援する職員を指します。以前、高齢者介護施設の介護職員は「寮母」などとも呼ばれていました。
仕事の内容は入所している高齢者・障害者の生活全般にわたり、食事、入浴、排泄、移動などの介助が中心です。その他、介護記録の作成や介護用品の管理、なども行います。また、デイサービスなどでは、レクリエーションを実施したりもします。
介護職員の資格はとくに定められていませんが、介護福祉士やホームヘルパーなどの資格を持っている人が多いです。
仕事の内容は入所している高齢者・障害者の生活全般にわたり、食事、入浴、排泄、移動などの介助が中心です。その他、介護記録の作成や介護用品の管理、なども行います。また、デイサービスなどでは、レクリエーションを実施したりもします。
介護職員の資格はとくに定められていませんが、介護福祉士やホームヘルパーなどの資格を持っている人が多いです。
ソーシャルワーカー
どんな仕事?
ソーシャルワーカー(SW)は、社会的に支援を必要とする人とその環境に働きかける専門職です。ひとくくりにソーシャルワーカーといっても、職場や対象者の違いでそれぞれ異なります。ここでは高齢者の生活に関わる、生活相談員、医療ソーシャルワーカー(MSW)、精神科ソーシャルワーカー(PSW)の3つについて紹介します。
なお、生活相談員と医療ソーシャルワーカーは「社会福祉士」、精神科ソーシャルワーカーは「精神保健福祉士」の国家資格を持っていることが多いです。
【生活相談員】
主に特別養護老人ホームなどに入所している高齢者に対して、日常生活上の各種の相談に応じたり、援助計画の立案・実施、関係機関との連絡・調整を、個別に関わりながら行っていきます。その他、施設への入退所の手続きや施設の環境整備なども担うこともあります。
【医療ソーシャルワーカー】
病院や保健所などで、病気や障害がある人や家族の経済的・心理的・社会的相談に応じます。また、関係する医療機関や介護施設との連携をとって、調整したりします。その他、病院に入院していた人が安心して退院できるよう、転院先や介護サービスの情報提供・紹介なども行います。
【精神科ソーシャルワーカー】
精神科病院や生活支援施設などで、精神障害者の抱える生活上の問題などを解決するための支援や、社会復帰を促進するための支援などを行います。その他、地域で生活するうえで必要な関係機関との調整連絡のほか、本人や家族の相談に応じたりしながら自立支援を行っていきます。
なお、生活相談員と医療ソーシャルワーカーは「社会福祉士」、精神科ソーシャルワーカーは「精神保健福祉士」の国家資格を持っていることが多いです。
【生活相談員】
主に特別養護老人ホームなどに入所している高齢者に対して、日常生活上の各種の相談に応じたり、援助計画の立案・実施、関係機関との連絡・調整を、個別に関わりながら行っていきます。その他、施設への入退所の手続きや施設の環境整備なども担うこともあります。
【医療ソーシャルワーカー】
病院や保健所などで、病気や障害がある人や家族の経済的・心理的・社会的相談に応じます。また、関係する医療機関や介護施設との連携をとって、調整したりします。その他、病院に入院していた人が安心して退院できるよう、転院先や介護サービスの情報提供・紹介なども行います。
【精神科ソーシャルワーカー】
精神科病院や生活支援施設などで、精神障害者の抱える生活上の問題などを解決するための支援や、社会復帰を促進するための支援などを行います。その他、地域で生活するうえで必要な関係機関との調整連絡のほか、本人や家族の相談に応じたりしながら自立支援を行っていきます。
薬剤師
どんな仕事?
その名の通り、薬のスペシャリストです。主に病院や薬局などで、薬の調剤や管理、薬の使い方・のみ方の指導、薬の効果の測定などを行います。
家庭介護者の人との関わり
自宅で介護をしている人は、医師か歯科医師の指示を受けた薬剤師から「居宅療養管理指導」のサービスを受けることができます。自宅に薬剤師が訪問して、薬についての指導を行うものです。
管理栄養士
どんな仕事?
身体の状況に応じて、療養をしている人に必要な栄養についての指導を行います。また、病院や施設などで給食の管理や栄養指導なども行います。最近ではメタボリックシンドロームの人へ指導(献立の管理など)も行います。
なお、栄養士は養成施設(大学や専門学校など)を卒業すると取得できる資格です。管理栄養士は、一定の条件をみたした栄養士が国家試験に合格すると取得できます。
なお、栄養士は養成施設(大学や専門学校など)を卒業すると取得できる資格です。管理栄養士は、一定の条件をみたした栄養士が国家試験に合格すると取得できます。
家庭介護者の人との関わり
病院の管理栄養士が自宅を訪問する「居宅管理栄養指導」などが行われます。例えば糖尿病や高血圧などがある人は、普段の食事の内容に気を遣う必要があります。そういった在宅で食事療法が必要な人などを対象に、管理栄養士が栄養相談や食事のアドバイスを行います。また、本人だけではなく、ご家族に調理法や献立のアドバイスなども行います。これらは、栄養状態を改善することで、介護予防につなげたり、要介護状態を軽くすることなどが目的です。
なお同様のサービスが、医療保険では「在宅患者訪問栄養食事指導」という名称で提供されます。
なお同様のサービスが、医療保険では「在宅患者訪問栄養食事指導」という名称で提供されます。
(訪問)歯科医師・歯科衛生士
どんな仕事?
訪問歯科では、寝たきりの高齢者や体が不自由な人など、歯科医院への通院が難しい人のために、 歯科医師や歯科衛生士が自宅や特別養護老人ホームなどの施設などへ訪問して治療やケアを行います。医療保険も適用されますが、介護保険の範囲では、「訪問歯科診療」「居宅療養管理指導」が行われます。
【訪問歯科医師】
利用者の自宅や入所している特別養護老人ホームなどの施設を訪問する歯科医師です。主に、義歯(入れ歯)の作成・調整、虫歯や歯周病の治療・予防、口腔ケアなどを通常の歯科医院と同様に行います。また、摂食・嚥下障害がある人には、リハビリテーションも行います。
【訪問歯科衛生士】
利用者の自宅や入所している特別養護老人ホームなどの施設を訪問する歯科衛生士です。口の健康づくりのために、口腔ケアや義歯(入れ歯)の点検のほか、摂食・嚥下する機能を訓練するトレーニングなども行います。
【訪問歯科医師】
利用者の自宅や入所している特別養護老人ホームなどの施設を訪問する歯科医師です。主に、義歯(入れ歯)の作成・調整、虫歯や歯周病の治療・予防、口腔ケアなどを通常の歯科医院と同様に行います。また、摂食・嚥下障害がある人には、リハビリテーションも行います。
【訪問歯科衛生士】
利用者の自宅や入所している特別養護老人ホームなどの施設を訪問する歯科衛生士です。口の健康づくりのために、口腔ケアや義歯(入れ歯)の点検のほか、摂食・嚥下する機能を訓練するトレーニングなども行います。