今月の特集 小規模多機能型居宅介護を知っていますか?
第1回 小規模多機能型居宅介護って何だろう
誰もが年をとっても介護が必要になっても、住み慣れた自宅や地域の中で家族や親しい人たちとともに、最期までその人らしい人生を送りたいと望んでいます。小規模多機能型居宅介護は、そうした在宅での生活を送り続けたいという高齢者や家族の願いに応えるところです。
小規模多機能型居宅介護とは……
サービス概要
小規模多機能型居宅介護では、「通い」「宿泊」「訪問」といった各サービスの内容は細かく定められてはいません。一人ひとりの暮らしが異なるように、支援の内容も異なるからです。大まかな内容を下記にしるしました。
通い
サービスの中心である「通い」は、一人ひとりの思いやこれまでの生活スタイルに合わせた支援や時間の過ごし方を尊重し、身体介護や生活介助といった日常生活支援、仲間づくりの場、いろいろな人と交わる場、生きがいづくりの場としての機能を果たします。
宿泊
「宿泊」は、これからも家で生活することに重点をおき、なるべく自宅での過ごし方と落差がないように支援していきます。その時々の様態に合わせて、緊急時にも対応します。
訪問
「訪問」は、「通い」だけでは支えきれない時間帯やさまざまな支援を、その延長線上として、その人の「暮らしぶり」に合わせて支援していきます。
「通い」「宿泊」「訪問」の3つのサービスが、同じ環境で同じ職員から受けることができます。環境の変化が少ない小規模多機能型居宅介護は、まさに変化に弱い認知症の方の支援に最適なのです。
次回は、実際に小規模多機能型居宅介護の現場を紹介したいと思います。次回更新は、10月13日(火)を予定しています。
「通い」「宿泊」「訪問」の3つのサービスが、同じ環境で同じ職員から受けることができます。環境の変化が少ない小規模多機能型居宅介護は、まさに変化に弱い認知症の方の支援に最適なのです。
次回は、実際に小規模多機能型居宅介護の現場を紹介したいと思います。次回更新は、10月13日(火)を予定しています。
第2回 コミュニティ・ホーム樂の実際