今月の特集 フットケアで心も体もリフレッシュ!
最終回 足元を癒すトリートメント
足のトリートメントは、足と心を癒し、足(脚)の循環に働きかけます。第2回でご紹介した足浴と合わせて行って、足の疲れをとりましょう。
最終回となる今回は、足のトリートメントの方法について考えていきます。
最終回となる今回は、足のトリートメントの方法について考えていきます。
ケアトリートメントの手順
これからご紹介する方法は、フットケアサロンで行っているものです。ご家庭では、この中からいくつかを選んでみてはいかがでしょうか。
(1)クリームを塗る
皮膚は摩擦に弱いので、皮膚の摩擦をとるためにクリームを塗ります。摩擦をとることができれば、普段手やボディに使っているものでも構いません。また、パウダーでもよいでしょう。
(2)足背と足底
両手の母指で、足背と足底を軸を描くようにします。
(3)足指
足の指を1本1本ていねいに、(1)伸ばすように、(2)少し回すように、(3)足底から指の付け根を伸ばすように、もみほぐします。
(4)爪の周囲
爪の周囲に沿って、そっとさすります。
(5)足の裏
かかとから足先へ両母指で輪を描くようにします。
足裏の中央部分を、こぶしをひねりながら押していきます。
(6)膝の周りと膝の裏
力を入れないで、膝の周りと膝の後ろをさすります。
(7)三里のツボ
一般的に「三里のツボ」といわれているところを、力を入れずに痛気持ちいい程度に、「1、2、3」で指に力を入れ、「4、5」で力を抜いていきます。
(8)ふくらはぎ
10cm位の範囲で下から上、上から下と繰り返します。
(9)全体を軽くたたく
手のひらを丸くして、空気を入れるように軽く全体をたたきます。
(10)クリームを拭き取る
最後にクリームを拭き取って終わりです。指の間まできれいに拭き取ります。
おわりに
足元に目を向け、健康な状態を維持することは、快適に生活するためにとても大切です。足の状態(特に爪)が悪く痛みがあれば、歩くことは難しくなり、生活の幅が狭まってしまいます。
普段あまり意識しない足元ですが、改めてその大切さを見直してみてはいかがでしょうか。
普段あまり意識しない足元ですが、改めてその大切さを見直してみてはいかがでしょうか。
ご協力いただいた方
関根良子さん
フットケアサロン歩行(ふゆき)
看護師、フットケアワーカー
フットケアサロン歩行(ふゆき)
看護師、フットケアワーカー