今月の特集 フットケアで心も体もリフレッシュ!
第3回 爪切りの手順とポイント
前回は、足浴の効果や手法などをご紹介しました。
今回は、フットケアの中でも特に大切な爪切りについて考えていきます。
今回は、フットケアの中でも特に大切な爪切りについて考えていきます。
爪切りの手順
準備するもの
その他、外傷消毒薬、カット綿
※ニッパー:一般的に使用されている爪切りは自分の爪を切る場合は自分の皮膚感覚で、皮膚と爪を感じ分けることができますが、他者の爪切りをする場合には目で確認するので、ニッパーを使ったほうが安全といえます。
ゾンデ:主に、爪と皮膚の間の角質(垢)を取り除くために使用します。高価(数千円)ですし、手に入りにくい場合は、爪やすりの端を使ったり、ストローを斜めに切って使う(角は丸くする)などの工夫をします。
爪やすり:金属製、紙製、ガラス製などがあります。今回使用しているのはガラス製のものです。
これらの爪切り用品はインターネット販売もされています。
ゾンデ:主に、爪と皮膚の間の角質(垢)を取り除くために使用します。高価(数千円)ですし、手に入りにくい場合は、爪やすりの端を使ったり、ストローを斜めに切って使う(角は丸くする)などの工夫をします。
爪やすり:金属製、紙製、ガラス製などがあります。今回使用しているのはガラス製のものです。
これらの爪切り用品はインターネット販売もされています。
爪切りの流れ
(1)爪と皮膚を分ける
―角質を柔らかくする―
爪と皮膚の間の角質(垢)を取り除いて、爪と皮膚をしっかり分けます。
角質を柔らかくする方法として、カット綿に外傷消毒液を2〜3倍に薄めた液を浸して、爪を包んで角質を柔らかくする行う方法があります。
―角質を柔らかくする―
爪と皮膚の間の角質(垢)を取り除いて、爪と皮膚をしっかり分けます。
角質を柔らかくする方法として、カット綿に外傷消毒液を2〜3倍に薄めた液を浸して、爪を包んで角質を柔らかくする行う方法があります。
―角質を取り除くー
角質を取り除くには、写真のようにゾンデを使ってもいいですし、綿棒や爪やすりの端、ストローを斜めに切って即席のゾンデを手作りするなど工夫します。その時には、爪や皮膚を傷つけないようにていねいに、やさしく扱ってください。
―確認―
最後に母趾は、爪の角にゾンデを通して爪と皮膚が分かれていることを確認すると安心です。
(2)爪を切る
爪と皮膚をしっかり分けたところで爪を切ると、間違って皮膚を切って出血させるようなことはありません。爪は中央が高くカーブしていますから、そのカーブに沿って少しずつ端から切っていきます。
※一度にパチンを切ると爪は耐えられずに割れてしまうことがあります。また、二度で三角に切ると立位や歩行時に足指の負担が分散されないので避けましょう。
最後にやすりをかけて滑らかにして、ひっかからないようにします。
基本的に爪は中央が高くなっているので、左右から中央に向かってやすりをかけます。
写真はやすり使用の応用編で、爪の角を下側からやすりをかけて爪の角を滑らかにしています。
適切に爪をケアするために
高齢になると、足の爪が変形しやすくなりますが、適切な切り方をすれば、それを防ぐことも可能です。
しかし、厚くなってしまったり巻き爪になってしまって、家族がカットをするのが困難な場合、決して無理せず、医療機関などを受診するのが望ましいでしょう。
しかし、厚くなってしまったり巻き爪になってしまって、家族がカットをするのが困難な場合、決して無理せず、医療機関などを受診するのが望ましいでしょう。
最終回 足元を癒すトリートメント
ご協力いただいた方
関根良子さん
フットケアサロン歩行(ふゆき)
看護師、フットケアワーカー
フットケアサロン歩行(ふゆき)
看護師、フットケアワーカー