今月の特集 新コーナー「介護保険 基本のき!」をかしこく活用!【仕組み編】
第2回 知っておきたい介護保険を利用するまでの流れ
介護保険の利用法を知っておこう
今まで元気だったおじいちゃんが転んで骨折…。入院を経て、さて自宅で介護をしなくちゃいけない。そんな場面で、スムーズに在宅介護をスタートするには、介護保険を利用するまでの流れを押さえておくことです。
第2回は、介護保険を利用するまでのおおまかな流れをお伝えします。詳しくは「介護保険 基本のき!」をご覧ください。
第2回は、介護保険を利用するまでのおおまかな流れをお伝えします。詳しくは「介護保険 基本のき!」をご覧ください。
介護が必要になったら、まず市町村に申請
おとしよりの状態が悪くなり、介護が必要だと感じたら、まず市町村に申請をしましょう。そこで、要介護状態(または要支援状態)(前回のけあサポ'S EYEを参照)であるかどうか、どの程度介護が必要なのかを関係機関で判定してもらいます。
担当ケアマネを決めプランを作成、そして…
ケアマネを選定する
「要介護」または「要支援」と認定された後、介護支援専門員(ケアマネジャー)を選びます。市町村窓口でお近くの事業者リストをもらえる場合もありますし、ご近所でのクチコミで選んでもかまいません。
ケアマネジャーを決めたら、いっしょにケアプラン(居宅サービス計画)をつくる準備に入ります。
ケアマネジャーを決めたら、いっしょにケアプラン(居宅サービス計画)をつくる準備に入ります。
ケアマネがお宅を訪問
情報をもとにプランの原案を作成
関係事業者と話し合って決定
もちろん、おとしよりご本人やご家族もできるかぎり出席し、意見を述べることが大切です。
サービスの利用開始
こうして立てられたケアプランは、ご本人の意思が十分反映されたものとなります。それに基づき、介護サービスの利用が始まります。
サービスが順調に行われているか、おとしよりやご家族の生活の負担はちゃんと減っているかなど、ケアマネジャーは定期的にケアプランの適性を確認していきます。もし、不安や不満があれば、ケアマネジャーに伝え、きちんと軌道修正をしてもらいましょう。
次回は、介護保険を使ったサービスについてお伝えします。
サービスが順調に行われているか、おとしよりやご家族の生活の負担はちゃんと減っているかなど、ケアマネジャーは定期的にケアプランの適性を確認していきます。もし、不安や不満があれば、ケアマネジャーに伝え、きちんと軌道修正をしてもらいましょう。
次回は、介護保険を使ったサービスについてお伝えします。
第3回 知っておきたい介護保険のサービス
- 介護保険をかしこく活用したい人のために
-
「介護保険 基本のき!」
今さら聞けない介護保険制度の基本。その仕組みから申請の仕方、サービスの詳しい内容など、けあサポ家庭介護サポーターズが総力をあげて解説します。