今月の特集
訪問理美容サービスを活用しよう!
第3回 訪問理美容サービスの実際を見てみよう!
これまで2回にわたって、訪問理美容についてご紹介してきました。
では、実際の訪問理美容はどのように行われているのでしょうか。
今回は佐野美恵子さんに同行し、そのサービス提供の様子をお伝えします。
では、実際の訪問理美容はどのように行われているのでしょうか。
今回は佐野美恵子さんに同行し、そのサービス提供の様子をお伝えします。
サービスを受ける方
1か月に1回程度の頻度でサービスを利用しているという三宅さん。これまでカットのほか、ヘアカラーやパーマなども利用されてきました。
今回はカットとシャンプーを希望されました。
今回はカットとシャンプーを希望されました。
準備
カット
また、美容室のような大きな鏡というわけにはいきませんが、ご本人は鏡を見て現在の状況を確認することができるので、安心感が得られます。
なお、カットした髪の毛は散乱することはないよう配慮されているので、ご本人・家族はその後の掃除等のことを心配せずに利用できます。
シャンプー
シャンプーの場所は、ご本人の状態に合わせて、洗面所や浴室に移動したり、第2回目で紹介した道具などを用いてベッド上で行われます。今回の三宅さんの場合は、洗面所でシャンプーが行われました。
ブロー
「利用者さんの多くは、ずっと慣れ親しんだご自身なりのヘアスタイルがあり、特に奇抜な変化を求めているわけではないようです。ですから、こうしたほうがいいだろうという美容師側の押し付けがないように気をつけています。普段と同じようなヘアスタイルの中に、ちょっとした変化(アクセント)があると、とても喜んでいただけます」
完成
【ご協力いただいた方】
美容福祉師、日本美容福祉学会会員、NPO法人全国介護理美容福祉協会会員
山野美容芸術短期大学 非常勤講師
平成15年 ビューティケア・ステーション設立