今月の特集 小規模多機能型居宅介護を知っていますか?
最終回 小規模多機能型居宅介護の利用の仕方
これまで、小規模多機能型居宅介護の概要や実際の現場を紹介してきました。
小規模多機能型居宅介護は、「通い」「泊まり」「訪問」を組み合わせて、住み慣れた自宅で生活し続けるためのサービスです。今回は、小規模多機能型居宅介護を使いたいと思ったときの利用の仕方について解説します。
小規模多機能型居宅介護は、「通い」「泊まり」「訪問」を組み合わせて、住み慣れた自宅で生活し続けるためのサービスです。今回は、小規模多機能型居宅介護を使いたいと思ったときの利用の仕方について解説します。
利用できる人
小規模多機能型居宅介護を利用できるのは、要支援1〜要介護5の方です。要介護認定をされていない方は、まず要介護認定を受けてください。事業所によっては、要支援の方は利用できない場合がありますので、ご確認ください。
詳しく知りたい場合
小規模多機能型居宅介護の詳しい話を聞きたい、自分の両親や自分はサービスを利用できるのだろうかといった疑問がある方は、市町村の窓口や地域包括支援センター、最寄りの小規模多機能型居宅介護事業所などに相談してみてください。実際に事業所に行ってみると、雰囲気がわかっていいかもしれません。
利用できる事業所
地域密着型サービスのため、利用できるのは、住んでいる市町村にある事業所になります。友人が運営している他県の事業所に入りたいと思っても、原則的には住んでいる市町村にある事業所しか入れません。事業所がどこにあるか分からない方は、市町村の担当窓口や地域包括支援センターに問い合わせてみてください。また、ワムネットからも簡単に検索することができます。
費用
利用料は、1か月単位の定額制です。サービス費用の1割を自己負担することになります。
定員
一つの事業所で登録できるのは25名以下です。「通い」の定員は、登録定員の2分の1から15名の範囲、「泊まり」の定員は、「通い」サービスの利用定員の3分の1から9名の範囲となっています。また、「通い」サービスの利用者3人に対し、1人以上の介護従事者を配置させなければいけませんので、職員が配置できない場合は、利用できる定員の数も少なくなります。
なじみの地域・在宅で生活し続けるために、小規模多機能型居宅介護を利用してみるのはいかがでしょうか。小規模多機能型居宅介護が気になる方は、市町村の担当窓口や地域包括支援センターに相談してみてください。
しょうきぼどっとねっとなじみの地域・在宅で生活し続けるために、小規模多機能型居宅介護を利用してみるのはいかがでしょうか。小規模多機能型居宅介護が気になる方は、市町村の担当窓口や地域包括支援センターに相談してみてください。