今月の特集 介護サービスの利用料が上がります
最終回 グループホーム・施設サービス
最後は、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)と施設サービスについて説明します。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
○グループホームを退去する利用者が自宅や地域での生活を継続できるように相談に乗ったり、援助したりする場合:400単位/回(利用者1人につき1回を限度)
○利用者をグループホームで看取った場合:80単位/日(なくなった日の前30日を上限)
○夜勤職員を手厚く配置した場合:25単位/日
○認知症の行動症状・心理症状が現れたことにより在宅生活が難しくなった利用者を短期入所によって緊急的に受け入れた場合:200単位/日
○若年性認知症患者を受け入れた場合:120単位/日
○認知症の介護について一定の経験があり、認知症ケアに関する専門研修を終了した職員がサービスを提供する場合:3単位/日(もしくは4単位/日)
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の基本的な利用料は、個室かどうかなどの居室の環境と要介護度によって異なりますが、すべて12単位ずつプラスされます。
このほか、上乗せできる(加算がつけられる)サービスが増えました。
○認知症があるなど、介護の必要性が高い入居者が一定割合以上いて、入居者の数に対して介護福祉士を一定割合以上配置している場合:22単位/日
○夜勤職員を手厚く配置した場合:22単位/日(施設の規模などによって異なります)
○入居者を施設で看取った場合:
80単位/日(なくなった日の前4〜30日)
680単位/日(なくなった日の前日と前々日)
1280単位/日(なくなった日)
○常勤の医師を配置している場合:25単位/日
○若年性認知症患者を受け入れた場合:120単位/日
○認知症の介護について一定の経験があり、認知症ケアに関する専門研修を終了した職員がサービスを提供する場合:3単位/日(もしくは4単位/日)
○計画的な口腔ケアができるよう歯科衛生士が施設の介護職員にアドバイスなどを行った場合:30単位/月
このほか、上乗せできる(加算がつけられる)サービスが増えました。
○認知症があるなど、介護の必要性が高い入居者が一定割合以上いて、入居者の数に対して介護福祉士を一定割合以上配置している場合:22単位/日
○夜勤職員を手厚く配置した場合:22単位/日(施設の規模などによって異なります)
○入居者を施設で看取った場合:
80単位/日(なくなった日の前4〜30日)
680単位/日(なくなった日の前日と前々日)
1280単位/日(なくなった日)
○常勤の医師を配置している場合:25単位/日
○若年性認知症患者を受け入れた場合:120単位/日
○認知症の介護について一定の経験があり、認知症ケアに関する専門研修を終了した職員がサービスを提供する場合:3単位/日(もしくは4単位/日)
○計画的な口腔ケアができるよう歯科衛生士が施設の介護職員にアドバイスなどを行った場合:30単位/月
介護老人保健施設(療養病床から転換した介護老人保健施設を除く)
介護老人保健施設の基本的な利用料は、個室かどうかなどの居室の環境と要介護度によって異なりますが、すべて32単位ずつプラスされます(療養病床から転換した介護老人保健施設を除く)。
このほか、上乗せできる(加算がつけられる)サービスが増えました。
○夜勤職員を手厚く配置した場合:24単位/日(施設の規模などによって異なります)
○入居者を施設で看取った場合:
200単位/日(なくなった日の前15〜30日)
315単位/日(なくなった日の前14日まで)
○若年性認知症患者を受け入れた場合:120単位/日
○認知症の介護について一定の経験があり、認知症ケアに関する専門研修を終了した職員がサービスを提供する場合:3単位/日(もしくは4単位/日)
○計画的な口腔ケアができるよう歯科衛生士が施設の介護職員にアドバイスなどを行った場合:30単位/月
○認知症の心配のある入居者を認知症疾患医療センターなどに紹介した場合:350単位/回
このほか、上乗せできる(加算がつけられる)サービスが増えました。
○夜勤職員を手厚く配置した場合:24単位/日(施設の規模などによって異なります)
○入居者を施設で看取った場合:
200単位/日(なくなった日の前15〜30日)
315単位/日(なくなった日の前14日まで)
○若年性認知症患者を受け入れた場合:120単位/日
○認知症の介護について一定の経験があり、認知症ケアに関する専門研修を終了した職員がサービスを提供する場合:3単位/日(もしくは4単位/日)
○計画的な口腔ケアができるよう歯科衛生士が施設の介護職員にアドバイスなどを行った場合:30単位/月
○認知症の心配のある入居者を認知症疾患医療センターなどに紹介した場合:350単位/回
介護療養型医療施設
介護療養型医療施設の基本的な利用料は、事業所が病院であるのか診療所なのか、個室かどうかなどの居室の環境と要介護度によって異なりますが、すべて12単位ずつプラスされます。
このほか、上乗せできる(加算がつけられる)サービスが増えました。
○若年性認知症患者を受け入れた場合:120単位/日
○認知症の介護について一定の経験があり、認知症ケアに関する専門研修を終了した職員がサービスを提供する場合:3単位/日(もしくは4単位/日)
○計画的な口腔ケアができるよう歯科衛生士が施設の介護職員にアドバイスなどを行った場合:30単位/月
これまで4回にわたり、介護サービスの利用料のアップについてまとめました。ここでご紹介したのは、主だったものだけですし、上乗せ(加算)ができるのはあらかじめ定められた、さまざまな要件を満たした場合です。サービスを利用されるにあたっては、必ず介護支援専門員(ケアマネジャー)や事業者に相談していただきたいと思います。
このほか、上乗せできる(加算がつけられる)サービスが増えました。
○若年性認知症患者を受け入れた場合:120単位/日
○認知症の介護について一定の経験があり、認知症ケアに関する専門研修を終了した職員がサービスを提供する場合:3単位/日(もしくは4単位/日)
○計画的な口腔ケアができるよう歯科衛生士が施設の介護職員にアドバイスなどを行った場合:30単位/月
これまで4回にわたり、介護サービスの利用料のアップについてまとめました。ここでご紹介したのは、主だったものだけですし、上乗せ(加算)ができるのはあらかじめ定められた、さまざまな要件を満たした場合です。サービスを利用されるにあたっては、必ず介護支援専門員(ケアマネジャー)や事業者に相談していただきたいと思います。