第47回 入浴の介助(8)〜介助者が2人の場合(2)〜
今回は前回の続きで、2人での介助方法で浴槽から出る介助の解説です。
入浴中の座位を保つ
【介助者B(メガネあり)】は、洗い場から被介助者の膝を支えます。浴槽の高さにもよりますが、介助者は洗い場にしゃがみ込んで押さえておくと腰への負担もなく済むでしょう。
浴槽から出る
○【介助者B】は、足が浴槽内で伸びている状態であれば、体育座りの状態になるよう介助します。
ワンポイント!
<引き寄せる位置の目安>
シャワーチェア/浴槽の縁に座るため、浴槽内の被介助者のお尻の位置がシャワーチェアと平行に
○【介助者B】は、洗い場に先に出ます。
○【介助者A】は、被介助者の腹部が出ている場合など、足が縁をまたぎにくい場合は少しリクライニング状態にします。
○【介助者B】は、被介助者の片足ずつ洗い場に出します。
○【介助者B】は被介助者の両足の間に、右足を入れ、両脇の下に前から手を差し入れます。
撮影協力:
○満快のふる郷 さくら東苗穂
○大戸 淳(さくら千歳ホーム長) ○西田 直史(さくら東苗穂)
○田上 幸輔(さくら発寒)
○その他フレンズ
○満快のふる郷 さくら東苗穂
○大戸 淳(さくら千歳ホーム長) ○西田 直史(さくら東苗穂)
○田上 幸輔(さくら発寒)
○その他フレンズ