第33回 歩行の介助(1)
読者のみなさん、こんにちは。夏本番!家庭内介護は体力・気力の充実がなくては続きません。夏バテや熱中症にならないよう、被介助者のみならず介助者も、食事・水分等をしっかりとりながら、この夏を乗り切りましょう!
さて、今回からは歩行の介助について解説していきます。生活のあらゆる場面で必要となる移動。その方法として、歩く、車いすに乗る、電車に乗る等が挙げられます。歩行が可能になり安定することで、被介助者の生活の範囲の拡大されることや介助者の介護負担軽減にもつながることが期待できます。
さて、今回からは歩行の介助について解説していきます。生活のあらゆる場面で必要となる移動。その方法として、歩く、車いすに乗る、電車に乗る等が挙げられます。歩行が可能になり安定することで、被介助者の生活の範囲の拡大されることや介助者の介護負担軽減にもつながることが期待できます。
歩行で大切なこと
介助が必要・不要に関係なく、(被介助者の)歩行の際の身体バランス(姿勢保持)が大切です。前傾姿勢や横に傾きながらの歩行は歩きにくいものです。また、進行方向が見えない状態での歩行は不安にもなります。介助を行う場合は、被介助者の姿勢に気をつけて介助を行うことで、安心して歩くことができます。
歩行介助が必要な対象者像
・歩行時の身体バランスが維持できない状態の方
・変形性膝関節症など膝に痛みのある方
・脚力低下等により膝砕けのおそれのある方
・片麻痺の方
・腰痛や股関節痛がある方
・その他(一時的に体力が低下している方、入浴時など杖が使えない状態の時など)
・変形性膝関節症など膝に痛みのある方
・脚力低下等により膝砕けのおそれのある方
・片麻痺の方
・腰痛や股関節痛がある方
・その他(一時的に体力が低下している方、入浴時など杖が使えない状態の時など)
歩行介助の方法
上記「歩行介助の対象者像」に該当する状態の被介助者に、必ず介助が必要というわけではありません。被介助者の希望(の有無)、室内や室外など場所により介助が必要・不要、朝方や夜間など時間帯により介助が必要・不要、不安感やその日の気分……などにより、必要度合いは変わってきます。
具体的な介助方法として、「よく見かける介助方法(危険が潜む方法)」「被介助者・介助者ともに安心な介助方法(おススメの方法)」「被介助者の歩行をすぐ手の届く位置で見守る(見守り介助)などについて、次回からお伝えしていきます。
※次回は、8月24日(火)に公開予定です。
具体的な介助方法として、「よく見かける介助方法(危険が潜む方法)」「被介助者・介助者ともに安心な介助方法(おススメの方法)」「被介助者の歩行をすぐ手の届く位置で見守る(見守り介助)などについて、次回からお伝えしていきます。
※次回は、8月24日(火)に公開予定です。