国家試験を突破して晴れて社会福祉士の資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かす展望などについてうかがいました。
第44回 Y・Hさん
身体障害者支援施設
Y・Hさんが使った参考書
2012社会福祉士国家試験過去問解説集 第21回―第23回全問完全解説
社団法人日本社会福祉士養成校協会=編集
中央法規出版
社団法人日本社会福祉士養成校協会=編集
中央法規出版
社会福祉士受験ワークブック2012(専門科目編)
社会福祉士受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
社会福祉士受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
社会福祉士・精神保健福祉士受験ワークブック2012(共通科目編)
社会福祉士・精神保健福祉士受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
社会福祉士・精神保健福祉士受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
社会福祉士国家試験模擬問題集 2012
社団法人日本社会福祉士養成校協会=編集
中央法規出版
社団法人日本社会福祉士養成校協会=編集
中央法規出版
2012社会福祉士国家試験過去問 一問一答+α
社団法人日本社会福祉士養成校協会=監修
中央法規出版
社団法人日本社会福祉士養成校協会=監修
中央法規出版
国民の福祉の動向 2011/2012
財団法人厚生統計協会編
財団法人厚生統計協会編
Y・Hさんが受けた対策講座
社会福祉士国家試験 受験対策講座 集中講義 実力アップ講座【2日間】 中央法規出版=主催 |
Y・Hさんの合格までの道のり
※Y・Hさんの考える必勝3か条
1. 1回の受験で必ず合格する気持ちを持ち続ける
2. 仕事で忙しくても、勉強を毎日続ける
3. 周囲の協力・理解を得る
1. 1回の受験で必ず合格する気持ちを持ち続ける
2. 仕事で忙しくても、勉強を毎日続ける
3. 周囲の協力・理解を得る
社会福祉士を目指したきっかけ
医療・福祉の分野で働いているなか、対人援助をはじめ様々な援助技術を習熟し、さらには、社会福祉の知識を深め、クライエントに円滑に還元できるようになりたいと考えたことがきっかけでした。
Y・Hさんの勉強方法
私の場合、通信の養成校のスクリーニング、レポート提出が終了したのが8月でした。働きながらでしたので、試験勉強を開始したのは、9月になった頃でした。
9月のときは、何から手をつけたら良いのか、本当にわからず空回りばかりしていました。10月には、模擬試験を受け、このままでは不合格になるかもしれないと危機感を持ったのを覚えています。模擬試験後、「まずは過去問を解こう」と過去3年分を解きました。解答・解説を片手に、『ワークブック』を読み、蛍光ペンでマーカーを引いていきました。『ワークブック』に記載がないときには、隙間に書きこみました。仕事後、帰宅してからのため、平日は1日5〜10問ずつのペースでした。11月には、他の模擬試験を受け、同じ作業を繰り返しました。
その後、過去問や模擬問題を再度、再々度解いて、同じ方法でその度に違う色のマーカーで重ね塗りをしていきました。最終的には色鉛筆も用いて、覚えていない箇所には何度も印をつけました。それでも、どうしても不安が残る教科のみ、一問一答を用いました。私の性格上、解答・解説の詳しい『過去問解説集』の利用の方があっていたのだと思います。また、最新の法改正などは、『国民の福祉の動向』や厚生労働省のホームページで確認を行ないました。
12月に受講した中央法規主催の受験対策講座では、総復習ができましたし、プラスαの知識を知ることができました。翌年1月に入ってからは、新しいことには手を出さず、復習と体調管理に重点を置きました。
9月のときは、何から手をつけたら良いのか、本当にわからず空回りばかりしていました。10月には、模擬試験を受け、このままでは不合格になるかもしれないと危機感を持ったのを覚えています。模擬試験後、「まずは過去問を解こう」と過去3年分を解きました。解答・解説を片手に、『ワークブック』を読み、蛍光ペンでマーカーを引いていきました。『ワークブック』に記載がないときには、隙間に書きこみました。仕事後、帰宅してからのため、平日は1日5〜10問ずつのペースでした。11月には、他の模擬試験を受け、同じ作業を繰り返しました。
その後、過去問や模擬問題を再度、再々度解いて、同じ方法でその度に違う色のマーカーで重ね塗りをしていきました。最終的には色鉛筆も用いて、覚えていない箇所には何度も印をつけました。それでも、どうしても不安が残る教科のみ、一問一答を用いました。私の性格上、解答・解説の詳しい『過去問解説集』の利用の方があっていたのだと思います。また、最新の法改正などは、『国民の福祉の動向』や厚生労働省のホームページで確認を行ないました。
12月に受講した中央法規主催の受験対策講座では、総復習ができましたし、プラスαの知識を知ることができました。翌年1月に入ってからは、新しいことには手を出さず、復習と体調管理に重点を置きました。
試験当日
試験当日までは、第一に体調管理に気をつけました。月並みですが、前日は早く寝て、当日は余裕を持って起床しました。
試験会場では、周囲の話がとても気になりましたが、「自分が落ちるなら誰も受からない」と大胆に思い込み、落ち着いて試験に臨み、集中しました。
試験中は、少し早めのペースで問題を解くことに集中しました。それでもギリギリの時間で全ての問題を解き終えたので、普段の勉強から時間に慣れる工夫が大切だと思います。
試験会場では、周囲の話がとても気になりましたが、「自分が落ちるなら誰も受からない」と大胆に思い込み、落ち着いて試験に臨み、集中しました。
試験中は、少し早めのペースで問題を解くことに集中しました。それでもギリギリの時間で全ての問題を解き終えたので、普段の勉強から時間に慣れる工夫が大切だと思います。
合格後の私
私は、大学卒業後、療法士として勤務しています。試験合格後も、リハビリテーション分野で働いています。ただ、養成校へ入学前と比較すると、社会福祉士合格後は、社会福祉士の勉強をしたことで知識の幅が広がったと思います。また、相談援助技術は、どんな職種でも非常に役立つものであると考えます。これからも自己研鑽を行い、クライエントに還元できるように努めていきたいです。
試験勉強を振り返って
振り返ると、過去問、模擬試験、模擬問題を順に繰り返し解いて、『ワークブック』で確認、苦手科目のみを一問一答という大まかな流れができていた事が、合格につながったと思います。そして、受験対策講座や『国民の福祉の動向』でもう一押しができていたのだと考えます。
私のように、試験勉強を秋から始める方や仕事をしながら受験をされる方は、勉強計画を大まかに持って日々学習を進めることが重要だと実感しています。私は、上記の方法で、秋に第23回の過去問をはじめて解いたときに70点台であったのが、試験当日は120点程度まで正解する事ができました。ただ、それぞれに合った勉強のスタイルがあるので、このホームページの「私はこうして合格しました」にある他の方の方法も、たいへん参考になると思います。
私のように、試験勉強を秋から始める方や仕事をしながら受験をされる方は、勉強計画を大まかに持って日々学習を進めることが重要だと実感しています。私は、上記の方法で、秋に第23回の過去問をはじめて解いたときに70点台であったのが、試験当日は120点程度まで正解する事ができました。ただ、それぞれに合った勉強のスタイルがあるので、このホームページの「私はこうして合格しました」にある他の方の方法も、たいへん参考になると思います。
これから受験される方へ
「必ず合格する」という強い気持ちと周囲の協力・理解を得る事が、私は大切だと思います。試験勉強を振り返ると、働きはじめてからこれほど勉強した時はありませんでした。乗り切れたのは、職場、友人、家族などたくさんの方が支えてくださったからだと思います。また、協力があったからこそ達成できました。勉強に望む環境作りも、重要だと実感しています。周囲の協力を得て、みなさんが合格街道を一直線に必ず進めることを強くお祈り致します。