ショートステイ利用当日、訪問介護利用の算定は可能?
Aさんは102歳で、一人暮らしをしています。ショートステイを利用する際には、食事や着替え、宿泊の準備ができないため、当日の朝ヘルパーが準備のために訪問しています。退所日当日は、夕方、食事の準備でヘルパーが訪問しています。家族にお願いすることもありますが、それも難しいことがあります。ヘルパーの算定は可能でしょうか。
契約によって算定可能
Aさんの介護度は、要介護でしょうか。それとも要支援でしょうか?
要介護1以上の場合、Aさんは一人暮らしなので、ケアプランに援助の必要性が位置づけてあれば算定は可能です。ところが、要支援の場合は定額制なので、とり交わした契約以上の算定はできません。
仮に、Aさんが要支援1・2で予防訪問介護I(週1回程度)の場合は、
・1か月につき1234単位(3級ヘルパーが活動した場合は、1か月につき987単位)
Aさんが要支援1・2で予防訪問介護II(週2回程度)の場合は、
・1か月につき2468単位(3級ヘルパーが活動した場合は、1か月につき1974単位)
Aさんが要支援2で予防訪問介護III(週3回程度)の場合は、
・1か月につき4010単位(3級ヘルパーが活動した場合は、1か月につき3208単位)
です。
たとえば、予防訪問介護Iの場合、月に1回だけしか利用しなかったとしても、4回利用しても、料金は定額です。1回1時間、月4回を基本にしている事業所、1回1.5時間を5週間、ある月は5回対応している事業所、回数にかかわらず緊急性のあるときは対応している事業所、自由契約で対応する事業所などさまざまで、いずれにしても地域包括支援センターとの連携が必要です。
このように予防訪問介護の場合は、介護報酬は定額ですが、事業所により多少態勢が異なるので、事業所の方針に着目するとよいでしょう。
(回答者:笠原泰子)
要介護1以上の場合、Aさんは一人暮らしなので、ケアプランに援助の必要性が位置づけてあれば算定は可能です。ところが、要支援の場合は定額制なので、とり交わした契約以上の算定はできません。
仮に、Aさんが要支援1・2で予防訪問介護I(週1回程度)の場合は、
・1か月につき1234単位(3級ヘルパーが活動した場合は、1か月につき987単位)
Aさんが要支援1・2で予防訪問介護II(週2回程度)の場合は、
・1か月につき2468単位(3級ヘルパーが活動した場合は、1か月につき1974単位)
Aさんが要支援2で予防訪問介護III(週3回程度)の場合は、
・1か月につき4010単位(3級ヘルパーが活動した場合は、1か月につき3208単位)
です。
<平成21年9月現在>
たとえば、予防訪問介護Iの場合、月に1回だけしか利用しなかったとしても、4回利用しても、料金は定額です。1回1時間、月4回を基本にしている事業所、1回1.5時間を5週間、ある月は5回対応している事業所、回数にかかわらず緊急性のあるときは対応している事業所、自由契約で対応する事業所などさまざまで、いずれにしても地域包括支援センターとの連携が必要です。
このように予防訪問介護の場合は、介護報酬は定額ですが、事業所により多少態勢が異なるので、事業所の方針に着目するとよいでしょう。
(回答者:笠原泰子)