Vol.115 「50代からの人生設計」の連載を終えて
川村匡由(社会福祉学者・行政書士有資格者)
筆者の考えや実践を2年間、計115回にわたってご紹介
まさに「光陰(こういん)矢の如(ごと)し」とはこのことで、2007(平成19)年4月17日、本ウエブサイトで「50代からの人生設計」と題し、人生100時代を迎え、50代のシニアはこれからどのような人生設計を立てていけばよいのか、その第1回として、基本的な考え方をお話してスタートしました。
以来、隔週、また、連載の途中から毎週にわたり、老後の生活費や年金、財テク、雇用保険、公的医療保険、余暇の活用法、旅の楽しみ方、生涯学習、ボランティア活動、終(つい)の棲家(すみか)、別荘ライフ、宅老所、コミュニティビジネス、リバースモーゲージ、海外移住、SOHO、NPOの立ち上げ、相続、老人ホーム、介護保険制度、自分史、老親の介護・看取り、ケアマネジャーの選び方、最期への備え、ペットの飼い方、セミリタイア、家計のやりくり、ホテル・旅館の選び方、沖縄・北海道への移住について、計61回にわたってお話をしてきました。
そして、61回目からは、みなさんからのご要望を受け、前回まで預貯金に始まって、定年と退職金、公的年金や企業年金、個人年金の掛け方と受け取り方、また、その損得、そして、老後の生活費の上手な調達法について、計53回にわたって述べ、今回、最終回を迎えました。
実は、全115回に及ぶ連載で述べた考え方や具体的な方法、ケースは、長年、社会保障・社会福祉を研究・実践している筆者が、そのささやかな経験を踏まえ、お話しした内容のものばかりです。このため、本文でその参考までご紹介した写真の多くは、筆者に直接関わるものや、身の回りの実例を示して補足したものです。
本来ですと、もっとくわしいお話をした方がよかったかも知れませんが、私事になりすぎてもいけないと思い、割愛させていただきました。しかし、「もう少し筆者の実践的な話を」と思われる方がみえれば、筆者のホームページを通じてお問い合わせをいただければ、差し支えない程度で対応し、ともに、アクテイブ・シニアとして、よりよい人生設計を立て、実践する仲間として意見交換させていただければ幸いです。
以来、隔週、また、連載の途中から毎週にわたり、老後の生活費や年金、財テク、雇用保険、公的医療保険、余暇の活用法、旅の楽しみ方、生涯学習、ボランティア活動、終(つい)の棲家(すみか)、別荘ライフ、宅老所、コミュニティビジネス、リバースモーゲージ、海外移住、SOHO、NPOの立ち上げ、相続、老人ホーム、介護保険制度、自分史、老親の介護・看取り、ケアマネジャーの選び方、最期への備え、ペットの飼い方、セミリタイア、家計のやりくり、ホテル・旅館の選び方、沖縄・北海道への移住について、計61回にわたってお話をしてきました。
そして、61回目からは、みなさんからのご要望を受け、前回まで預貯金に始まって、定年と退職金、公的年金や企業年金、個人年金の掛け方と受け取り方、また、その損得、そして、老後の生活費の上手な調達法について、計53回にわたって述べ、今回、最終回を迎えました。
実は、全115回に及ぶ連載で述べた考え方や具体的な方法、ケースは、長年、社会保障・社会福祉を研究・実践している筆者が、そのささやかな経験を踏まえ、お話しした内容のものばかりです。このため、本文でその参考までご紹介した写真の多くは、筆者に直接関わるものや、身の回りの実例を示して補足したものです。
本来ですと、もっとくわしいお話をした方がよかったかも知れませんが、私事になりすぎてもいけないと思い、割愛させていただきました。しかし、「もう少し筆者の実践的な話を」と思われる方がみえれば、筆者のホームページを通じてお問い合わせをいただければ、差し支えない程度で対応し、ともに、アクテイブ・シニアとして、よりよい人生設計を立て、実践する仲間として意見交換させていただければ幸いです。
「5K」に徹し、健康長寿の人生を!
さて、このように過去2年、計115回にわたって連載して思うのは、人生100年時代を迎え、何が重要かといわれれば、やはり「5K」、すなわち、「健康」「経済」「心」「家族」「交流」の5つであることを改めて実感しています。
具体的には、「健康」と「経済」は、「衣食足りて礼節を知る」ということわざを思い出しただければ、何の説明もいらないのでないでしょうか。次に、「心」は生きがいと置き換えて考えます。
具体的には、「健康」と「経済」は、「衣食足りて礼節を知る」ということわざを思い出しただければ、何の説明もいらないのでないでしょうか。次に、「心」は生きがいと置き換えて考えます。
そして、最後に「家族」と「交流」で、前者は夫婦や兄弟・姉妹などご家族との絆の大切さ、また、後者は地域の友人や知人など、住民との交流の重要さです。みなさんもこの「5K」に徹し、健康長寿の人生を送られてはいかがでしょうか。
みなさんの人生がアクティブなシニア人生となることをお祈りしつつ…。
(2010年3月26日・終わり)