第44回 離島の山(下)
主な離島の山
主な離島の山をいくつかあげます。
まず、北海道では利尻山(標高1721メートル)と礼文岳(490メートル)があります。
続いて、東北では山形県の金華山(きんかざん;445メートル)、関東では、伊豆大島の三原山(762メートル)、八丈島の八丈富士(西山;854メートル)です。
東海・北陸では新潟県の佐渡島の金北山(きんぽくさん;1172メートル)、ドンデン山(940メートル)です。
一方、関西では、滋賀県の琵琶湖・沖島のケンケン山(210メートル)、尾山(225メートル)、中国では、広島県の似島(にのしま)にたたずむ安芸(あき)の小富士(278メートル)、四国では、香川県の星ガ城山(817メートル)と愛媛県の鷲ガ頭(わしがとう)山(437メートル)です。
一方、九州・沖縄では鹿児島県・屋久島の宮之浦岳(1936メートル)と沖縄県・伊江島の城山(ぐすくやま;別名:タッチュー(172メートル))です。
まず、北海道では利尻山(標高1721メートル)と礼文岳(490メートル)があります。
続いて、東北では山形県の金華山(きんかざん;445メートル)、関東では、伊豆大島の三原山(762メートル)、八丈島の八丈富士(西山;854メートル)です。
東海・北陸では新潟県の佐渡島の金北山(きんぽくさん;1172メートル)、ドンデン山(940メートル)です。
一方、関西では、滋賀県の琵琶湖・沖島のケンケン山(210メートル)、尾山(225メートル)、中国では、広島県の似島(にのしま)にたたずむ安芸(あき)の小富士(278メートル)、四国では、香川県の星ガ城山(817メートル)と愛媛県の鷲ガ頭(わしがとう)山(437メートル)です。
一方、九州・沖縄では鹿児島県・屋久島の宮之浦岳(1936メートル)と沖縄県・伊江島の城山(ぐすくやま;別名:タッチュー(172メートル))です。
私が登った離島の山
このうち、私が登った離島の山のいくつかをご紹介しましょう。
一番印象に残っているのは、やはり利尻山です。稚内からフェリーで渡り、鴛泊(おしどまり)から北麓の野営場の登山口に取り付きました。八合目で長官(ちょうかん)山に着きますが、ここからが本格的な登山となり、花畑と稜線を経て山頂にたどり着きました。歩行時間は約5時間で、頂上からは紺碧の海原に礼文島が望めました。
次は、八丈富士です。夜、東京・竹芝桟橋から定期船で出発し、翌朝、八重根港へ。そこから、タクシーで八合目まで行ったあと、40分ほどで登頂しましたが、三原山から青ヶ島、御蔵島などの伊豆七島が点在しており、絶景でした。
このほか、安芸の小富士は、広島市の宇品(うしな)港から似島に渡り、学園桟橋から漁村を抜けて約1時間です。低山ながら、美しい海岸線や牧歌的な風景に魅了されました。
また、伊江島の城山は、本部(もとぶ)港からフェリーで渡り、レンタカーに乗り換えて登山口へ。そこからコンクリートの階段を10分ほど登った岩山です。狭い山頂からは、四方にエメラルドブルーの海とサトウキビ畑が広がっていました。島は戦時中、米軍の補助飛行場があったため、激しい戦闘が繰り広がれた悲劇の離島といった風情でした。
次回は「山と滝」についてお伝えします。
一番印象に残っているのは、やはり利尻山です。稚内からフェリーで渡り、鴛泊(おしどまり)から北麓の野営場の登山口に取り付きました。八合目で長官(ちょうかん)山に着きますが、ここからが本格的な登山となり、花畑と稜線を経て山頂にたどり着きました。歩行時間は約5時間で、頂上からは紺碧の海原に礼文島が望めました。
次は、八丈富士です。夜、東京・竹芝桟橋から定期船で出発し、翌朝、八重根港へ。そこから、タクシーで八合目まで行ったあと、40分ほどで登頂しましたが、三原山から青ヶ島、御蔵島などの伊豆七島が点在しており、絶景でした。
このほか、安芸の小富士は、広島市の宇品(うしな)港から似島に渡り、学園桟橋から漁村を抜けて約1時間です。低山ながら、美しい海岸線や牧歌的な風景に魅了されました。
また、伊江島の城山は、本部(もとぶ)港からフェリーで渡り、レンタカーに乗り換えて登山口へ。そこからコンクリートの階段を10分ほど登った岩山です。狭い山頂からは、四方にエメラルドブルーの海とサトウキビ畑が広がっていました。島は戦時中、米軍の補助飛行場があったため、激しい戦闘が繰り広がれた悲劇の離島といった風情でした。
次回は「山と滝」についてお伝えします。