第29回 山とリゾートライフ(上)
山でのリゾートライフとは
山とリゾートライフといわれて、みなさんはどのようなイメージを持たれるでしょうか。
リゾートライフとは、高原や山の中のリゾートホテルや別荘、会員制ホテルに滞在したり、民宿を利用したり、あるいはテントを張ったり、地元の農家を借りたり、買い上げたりしての田舎暮らしのことです。
趣味の山歩きや、渓流釣りを楽しんだり、マウンテンバイクにチャレンジしたり…。はたまた、新鮮な空気のなかで読書をしたり、温泉につかって心身を癒したりしてのんびりとくつろぐ…。人によって、そのイメージや計画、体験もさまざまでしょう。
もちろん、これといった答えはなく、要は、みなさんが納得して山でのリゾートライフを満喫できればいいわけですので、他人がどうこういうことはありません。
ただ、いえることは、みなさんがまだ現役であろうと、すでにリタイアされていようとも、日常生活から解放され、かつ心身ともにリフレッシュでき、明日からの英気が養えるようなものであればよいということでしょう。
その意味では、場所は山でも、海でも、あまり変わらないような気がします。
リゾートライフとは、高原や山の中のリゾートホテルや別荘、会員制ホテルに滞在したり、民宿を利用したり、あるいはテントを張ったり、地元の農家を借りたり、買い上げたりしての田舎暮らしのことです。
趣味の山歩きや、渓流釣りを楽しんだり、マウンテンバイクにチャレンジしたり…。はたまた、新鮮な空気のなかで読書をしたり、温泉につかって心身を癒したりしてのんびりとくつろぐ…。人によって、そのイメージや計画、体験もさまざまでしょう。
もちろん、これといった答えはなく、要は、みなさんが納得して山でのリゾートライフを満喫できればいいわけですので、他人がどうこういうことはありません。
ただ、いえることは、みなさんがまだ現役であろうと、すでにリタイアされていようとも、日常生活から解放され、かつ心身ともにリフレッシュでき、明日からの英気が養えるようなものであればよいということでしょう。
その意味では、場所は山でも、海でも、あまり変わらないような気がします。
山のリゾート地の選び方
ただし、その場所を選びは、楽しみ方によって違ってくるように思われます。
ご参考までに、私のささやかな経験を踏まえてお話ししますと、完全に隠棲するのでなければ、自宅から電車や車で片道2〜3時間以内で行け、しかも適当に山歩きの楽しめるコースがあるところを選びたいものです。なぜなら、片道2〜3時間以内ですと日帰りも可能なため、時間のロスが少なく、電車賃やガソリン代、高速料金が割安で、移動の疲れも一日で取れるからです。
次に、分譲のリゾートマンションや別荘の場合も、山歩きのできるコースがあるところを選びます。その場合、購入費だけでなく、その後の管理費や修繕費、光熱費、公租公課など、毎月の必要経費の負担や建物の維持・管理もあることも十分考え、購入するかどうかを検討しましょう。
その点、一般のホテルや会員制ホテル、民宿の場合、好きなときに泊まればお客さん扱いされ、山歩きも存分に楽しめて、しかもリスクなど一つもないので気が楽です。もっとも、この場合、“仮住まい”なので当然のことながら資産にはなりません。テント生活は以前にお話ししましたが、装備が大変なため、疲労も大きいのが弱点です。
一方、最近流行(はや)っている田舎暮らしですが、確かに古い農家は別荘やリゾートマンションよりも格段と安く購入できるほか、長期間借りて山歩きを楽しめるところもありますが、その地方独自の生活習慣や近隣との付き合いは欠かせないため、人見知りするような人は向かないでしょう。
最後に、いずれにしても、自分の考えだけで購入や賃貸などを決めず、家族と一緒に計画的に考えてから行動することが大切です。なぜなら、家族などそっちのけで、山篭(ごも)りする猛者(もさ)もなかにはいると聞いているからですが、それでは人生80年時代の山歩きの楽しみもあやうくなってしまうでしょう。
次回は、僭越(せんえつ)ながら私の20年来のリゾートライフについてお伝えしたいと思います。
ご参考までに、私のささやかな経験を踏まえてお話ししますと、完全に隠棲するのでなければ、自宅から電車や車で片道2〜3時間以内で行け、しかも適当に山歩きの楽しめるコースがあるところを選びたいものです。なぜなら、片道2〜3時間以内ですと日帰りも可能なため、時間のロスが少なく、電車賃やガソリン代、高速料金が割安で、移動の疲れも一日で取れるからです。
次に、分譲のリゾートマンションや別荘の場合も、山歩きのできるコースがあるところを選びます。その場合、購入費だけでなく、その後の管理費や修繕費、光熱費、公租公課など、毎月の必要経費の負担や建物の維持・管理もあることも十分考え、購入するかどうかを検討しましょう。
その点、一般のホテルや会員制ホテル、民宿の場合、好きなときに泊まればお客さん扱いされ、山歩きも存分に楽しめて、しかもリスクなど一つもないので気が楽です。もっとも、この場合、“仮住まい”なので当然のことながら資産にはなりません。テント生活は以前にお話ししましたが、装備が大変なため、疲労も大きいのが弱点です。
一方、最近流行(はや)っている田舎暮らしですが、確かに古い農家は別荘やリゾートマンションよりも格段と安く購入できるほか、長期間借りて山歩きを楽しめるところもありますが、その地方独自の生活習慣や近隣との付き合いは欠かせないため、人見知りするような人は向かないでしょう。
最後に、いずれにしても、自分の考えだけで購入や賃貸などを決めず、家族と一緒に計画的に考えてから行動することが大切です。なぜなら、家族などそっちのけで、山篭(ごも)りする猛者(もさ)もなかにはいると聞いているからですが、それでは人生80年時代の山歩きの楽しみもあやうくなってしまうでしょう。
次回は、僭越(せんえつ)ながら私の20年来のリゾートライフについてお伝えしたいと思います。