第4回 山のグッズ
グッズは山や季節、行程によって異なる
前回は安全な山歩きのために欠かせない服装についてお話しました。さて、今回は山歩きのためのグッズについてお話ししていきましょう。
一口に山歩きといっても、里山めぐりなのか、眺めのよい峠や山の頂上をめざすのか、それともいくつかの山の尾根を歩くのか。日帰りなのか、一泊するのかなどによって必要なグッズが異なります。
また、同じ行程でも、花見を兼ねた春なのか、新緑を求める初夏なのか、下界の猛暑を逃れられる少し高い夏山なのか、紅葉の秋なのか、新雪を楽しむ冬なのか、季節によっても異なります。さらに、一泊以上の行程でも山小屋を利用するのか、テントを持参してキャンプを楽しむのかによっても違います。
しかし、ここでは、学生時代に山岳部やワンダーフォーゲル部に所属し、内外の山を踏破したベテランの方はともかく、初心者やせいぜい夏の北アルプス、富士山などに登ったことのある程度の方までを想定し、ごく基本的な山のグッズについて説明しましょう。
一口に山歩きといっても、里山めぐりなのか、眺めのよい峠や山の頂上をめざすのか、それともいくつかの山の尾根を歩くのか。日帰りなのか、一泊するのかなどによって必要なグッズが異なります。
また、同じ行程でも、花見を兼ねた春なのか、新緑を求める初夏なのか、下界の猛暑を逃れられる少し高い夏山なのか、紅葉の秋なのか、新雪を楽しむ冬なのか、季節によっても異なります。さらに、一泊以上の行程でも山小屋を利用するのか、テントを持参してキャンプを楽しむのかによっても違います。
しかし、ここでは、学生時代に山岳部やワンダーフォーゲル部に所属し、内外の山を踏破したベテランの方はともかく、初心者やせいぜい夏の北アルプス、富士山などに登ったことのある程度の方までを想定し、ごく基本的な山のグッズについて説明しましょう。
“山で安全に生活する”ためのものだけを
日帰りであろうと、宿泊であろうと絶対に欠かせないのはザックです。万一のときでも目立つように、カラフルなうえに軽量で、しかも上げ下ろしがラクなものを選びます。
次に、野犬の追い払い用、あるいは女性なら痴漢対策にもなるステッキや折りたたみ傘を用意します。
また、缶切りや登山ナイフ、カメラ、双眼鏡、携帯電話かトランシーバー、細いロープ、小物入れ、磁石、地形図、ライターかマッチ、懐中電灯、筆記用具、ガムテープ、ポリ袋、ペンチ、携帯ラジオ、熊除け用の鈴、風呂敷、歯ブラシ、軍手、靴ひも、着替え、懐中電灯、日焼け止めクリーム、エアマット、茶漉し、蚊取り線香、携帯トイレ、ロウソク、手ぬぐい、医薬品、新聞紙、身分証明書、健康保険証なども必携です。
要は、たとえ日帰りでも゛山で安全に生活する゛ためのものを必要最小限に装備し、軽快に山歩きをしましょうというわけです。
次に、野犬の追い払い用、あるいは女性なら痴漢対策にもなるステッキや折りたたみ傘を用意します。
また、缶切りや登山ナイフ、カメラ、双眼鏡、携帯電話かトランシーバー、細いロープ、小物入れ、磁石、地形図、ライターかマッチ、懐中電灯、筆記用具、ガムテープ、ポリ袋、ペンチ、携帯ラジオ、熊除け用の鈴、風呂敷、歯ブラシ、軍手、靴ひも、着替え、懐中電灯、日焼け止めクリーム、エアマット、茶漉し、蚊取り線香、携帯トイレ、ロウソク、手ぬぐい、医薬品、新聞紙、身分証明書、健康保険証なども必携です。
要は、たとえ日帰りでも゛山で安全に生活する゛ためのものを必要最小限に装備し、軽快に山歩きをしましょうというわけです。
キャンプ用のグッズとテントの張り方
また、「宿泊はキャンプで」というときには、山小屋を利用する場合と異なり、テントやシュラフ(寝袋)、ビニールシート、着替え、飯ごう、鍋かコッヘル、ガスバーナー、コーヒーカップ、包丁、まな板、食器、ランタン、ヘッドライト、ポータブル蛍光灯、燃料ボトルなどが必要となります。
というと、たくさんの物を持ち歩くように感じられますが、パーティを組む仲間の人数や行程を考え、互いに少しずつ分け合えば苦にはなりません。
なお、テントにはスリーシーズン(春・夏・秋山)用のものと冬山用のものの二種類がありますが、まずは初心者向けの前者を選びます。風下をテントの入り口にして四隅の位置を決め、シワにならないように何人かで手際よく張っていきます。場所は、増水やがけ崩れなどのおそれのない幕営の指定地にテントを張ります。最後にフライで覆い、周りに排水溝を掘れば完成です。
なお、隣り合ったパーティがあれば気軽に挨拶をし、キャンプが快適に楽しめるようにすれば万全でしょう。
というと、たくさんの物を持ち歩くように感じられますが、パーティを組む仲間の人数や行程を考え、互いに少しずつ分け合えば苦にはなりません。
なお、テントにはスリーシーズン(春・夏・秋山)用のものと冬山用のものの二種類がありますが、まずは初心者向けの前者を選びます。風下をテントの入り口にして四隅の位置を決め、シワにならないように何人かで手際よく張っていきます。場所は、増水やがけ崩れなどのおそれのない幕営の指定地にテントを張ります。最後にフライで覆い、周りに排水溝を掘れば完成です。
なお、隣り合ったパーティがあれば気軽に挨拶をし、キャンプが快適に楽しめるようにすれば万全でしょう。
次回は「山の食料」についてお伝えします。