第1回 山歩きへの誘い
人生まさにこれから
かつて“若者天国”だった登山も、ここ十数年前からカラフルなザックを背負った中高年の人たちが、週末や平日を問わず、郊外に向かう早朝の電車にドッと乗り込み、思い思いの日程を組んで目的地の山頂で「ヤッホー」、また、途中、足を止めて高山植物や野鳥の観察、写真撮影、そして、下山後は露天風呂で汗を流したあと郷土料理に舌鼓などと青春を満喫する姿をあちこちで見受けられるなど、すっかり様変わりしています。
しかも、どのお顔もはつらつとしており、まさに人生はこれからだといわんばかりのエンジョイぶりです。
しかも、どのお顔もはつらつとしており、まさに人生はこれからだといわんばかりのエンジョイぶりです。
健康、気軽、仲間づくり
それにしても、今、なぜ、山歩きなのでしょうか。
思うに、わが国は高齢化が年々進行し、健康に不安をもつ人たちが増えているため、暇を見つけては健康の増進に努めるようになったことと、山歩きはだれでもその気になれば気軽に楽しめるからでしょう。
また、山歩きは自然とのふれあいのなかで仲間をつくり、人生を語り、いざというときに支え合っていくことにもなるからではないでしょうか。
しかし、その一方で、毎年のように起きているのも中高年の人たちの遭難です。標高3,000メートルの高山とはいえ、バスやロープウエーでだれでも“登れる”からといっても、一旦、天候が悪くなれば夏山といっても凍死します。では、低い山なら安心かというと決してそうとはいえません。低い山は地図も詳しくなければハイカーも少なく、最近は野犬やクマ、さらには痴漢も出没するなど、かえって危険なところもあります。
思うに、わが国は高齢化が年々進行し、健康に不安をもつ人たちが増えているため、暇を見つけては健康の増進に努めるようになったことと、山歩きはだれでもその気になれば気軽に楽しめるからでしょう。
また、山歩きは自然とのふれあいのなかで仲間をつくり、人生を語り、いざというときに支え合っていくことにもなるからではないでしょうか。
しかし、その一方で、毎年のように起きているのも中高年の人たちの遭難です。標高3,000メートルの高山とはいえ、バスやロープウエーでだれでも“登れる”からといっても、一旦、天候が悪くなれば夏山といっても凍死します。では、低い山なら安心かというと決してそうとはいえません。低い山は地図も詳しくなければハイカーも少なく、最近は野犬やクマ、さらには痴漢も出没するなど、かえって危険なところもあります。
里山から海外トレッキングまで
また、山歩きといっても標高3,000メートル級の富士山や日本アルプスから、関東なら八ヶ岳や丹沢、箱根、奥秩父、奥武蔵、志賀・草津、那須、日光、関西なら大山や大台ケ原、六甲山、北山、比良山、鈴鹿山系、東海自然歩道、旧東海道、中山道、さらに各地には名もない里山など国内の本格的な登山からウォーキングまで、海外であればヨーロッパアルプスやカナディアンロッキー、ヒマラヤなどのトレッキングなどとさまざまです。
そこで、「アクティブシニアサポーターズ」の「かんたん運動術」では、これから隔週ごとに、団塊の世代を中心としたヤングシニアを対象に、山歩きの心得や楽しみ方、注意などをさまざまな角度から紹介していきたいと思います。
初心者のあなたも、このサイトを参考に“健康山歩き”にチャレンジ!
次回は「山歩きの醍醐味」をお送りします。
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次回は「山歩きの醍醐味」をお送りします。