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第21回　パンプスの３原則その２・３

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　前回のパンプスの３原則その１はマスターできましたか。
「線の上に足をクロスさせてから、つま先を外側へ向けて着地する」でしたよね。
　今回は続けて、「パンプスで歩くときの３原則」その２と３をご紹介します。

その２　膝の向きがポイント

　後ろの足を前に踏み出すとき、こんなふうに、足が体の遠くを通らないように注意してください。こんなに振り回して歩く人は少ないかもしれませんが、気を付けてください。

　でも、気にしすぎると、反対に近すぎて、自分の足を蹴ってしまうこともありますので、これも注意してください。

　では、どうしたらいいのでしょうか。

　後ろの足の膝の向きを、いったん、前の足のつま先の向きに揃えてから、前に出すようにします。何歩か歩いてみたら感覚がつかめると思います。とてもエレガントですね。

その３　腰は足のボールの上に

　いい気分になって歩いていたら、上半身が反っていませんか。それでは腰を痛めてしまいます。

　デュークズウォークでは、ここを「足のボール」と呼んでいます。
　この「足のボール」の真上に腰を乗せてください。
　重心がうまく乗るので腰を痛めません。

　これが、パンプスで歩くときの３原則です。おしゃれをしてエレガントに歩いてみてくださいね。

◆デュークズコラム◆足の指を引っ張る

　朝起きて出かける前に。お風呂に入ったとき、夜寝る前、いつでもいいので、足の親指を引っぱってください。
　女性も男性もだれでも、足が強くなる方法です。

　回しながら、最後は「はじく」イメージです。
　普段、パンプスを履かないのに、お呼ばれしてヒールを履かなくてはいけないという場合には、効果テキメンです。重心の乗り方や疲れ方が違ってきますよ。
　とても簡単なので、今日からでもやってみましょう。

デューク更家
(でゅーくさらいえ)

ウォーキングドクター。「最期まで自分の足で生きる人生のよろこび」を提唱。
ファッションショーの演出・プロデュース、ウォーキング指導を手がけた後、一般人向けにウォーキングレッスンを始める。
気功や運動生理学、武道、ヨガ、バレエ、呼吸法などの要素を取り入れた簡単でユニークな独自のウォーキング理論は、美と健康に即効性があるとして、幅広く支持されている。
現在は、公認ウォーキングスタイリストの育成にも力を注いでいる。
著書は『１メートルウォーキングダイエット』（講談社）、『ウォーキング考』(角川SSコミュニケーションズ)をはじめ多数。ビデオ、DVDの売り上げもベストセラーランキング入り。

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