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第11回　骨盤底筋群を鍛える

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内臓を本来の位置へ

　骨盤底筋群がしっかりしていないと、内臓全体が下がってきてしまいます。
　内臓は本来の位置にないと十分な働きができません。骨盤底筋群を鍛えることで、下腹部がすっきりしてきます。男性は前立腺肥大、女性は尿漏れや婦人科系の病気の予防に役立ちますよ。

気弱な人におすすめ！

　「腹が据わる」「腹を決める」「腹黒い」など日本語には「腹」に関する言葉がたくさんありました。昔は、腹でものごとを決めていたんですね。
　骨盤底筋群を鍛えると、下腹部がしっかりして根性も座ってきます。精神的にも安定します。
　今の子どもたちはこのエクササイズができません。根性がないのか、足腰が弱いのか…。気が弱い人や現代っ子にもぜひやって欲しいです。

（１）肩幅より広めに両脚を開いて立ちます。

（２）つま先の上に膝を乗せるような感じで腰をぐっと落とします。

（３）右肘を太ももの上に乗せて

（４）左肘も同じように乗せます。太ももと床が平行になるくらいまで腰が落ちるのが、理想です。

（５）さらに腰をぐっと落とします。

※（４）～（５）をリズミカルに８～10回繰り返します。

（６）腰を元の位置に戻したあと、

（７）少し内側に膝を持ってきて

（８）外に開く。

※（７）（８）を５回程度繰り返します。

◆デュークズコラム◆すねをさすって胃腸の消化促進を

　４月ですね。
　お花見や歓迎会で食べ過ぎたり飲み過ぎたりしていませんか。
　胃がもたれてるなー、とか、胸焼けがするなーと思ったときはすねをこすってみてください。すねをさすると消化が進みますよ。
　

　こんなふうにテーブルの下で、こっそりやってみましょう。
　バイキングや、割り勘の飲み会なんかのときはもっともっと食べたくなりますよね。そんなときにもおすすめです。

デューク更家
(でゅーくさらいえ)

ウォーキングドクター。「最期まで自分の足で生きる人生のよろこび」を提唱。
ファッションショーの演出・プロデュース、ウォーキング指導を手がけた後、一般人向けにウォーキングレッスンを始める。
気功や運動生理学、武道、ヨガ、バレエ、呼吸法などの要素を取り入れた簡単でユニークな独自のウォーキング理論は、美と健康に即効性があるとして、幅広く支持されている。
現在は、公認ウォーキングスタイリストの育成にも力を注いでいる。
著書は『１メートルウォーキングダイエット』（講談社）、『ウォーキング考』(角川SSコミュニケーションズ)をはじめ多数。ビデオ、DVDの売り上げもベストセラーランキング入り。

「DUKESWALK　デューク更家のウォーキングエクササイズ」

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