第6回 薬はのめばのむほど効くの?(くすりの正しい使い方)
歯が痛くて仕方がありません!
頭に近いので、痛みが頭のてっぺんに突き抜けてゆくようです。
こんなときは、早く効く薬を、少し多めにのみたくなります。
小柄な私でも、今日ばかりはこの痛みです。
少し多めにのんで、最短時間で痛みを止めてもらいたいと思います。
このような思いを、痛みだけではなく吐き気のひどい時、かゆみが激しい時、下痢が多い時など不快な症状があれば、誰でも一度はもつのではないでしょうか?
では、本当に薬はのめばのむほど効果があるのでしょうか?
前にも、お話しましたとおり体のなかに薬が入っていくのを吸収といいます。吸収された薬は、ある一定以上体に入ると代謝が起こり、血液のなかに溶けている薬の量は、いずれ頭打ちとなります。
こんなときは、早く効く薬を、少し多めにのみたくなります。
小柄な私でも、今日ばかりはこの痛みです。
少し多めにのんで、最短時間で痛みを止めてもらいたいと思います。
このような思いを、痛みだけではなく吐き気のひどい時、かゆみが激しい時、下痢が多い時など不快な症状があれば、誰でも一度はもつのではないでしょうか?
では、本当に薬はのめばのむほど効果があるのでしょうか?
前にも、お話しましたとおり体のなかに薬が入っていくのを吸収といいます。吸収された薬は、ある一定以上体に入ると代謝が起こり、血液のなかに溶けている薬の量は、いずれ頭打ちとなります。
多くのんだからと、効果がうなぎ上りに出てくるわけではありません。むしろ、反対に多くのむことによって、薬の量が多くなりすぎ、人体に有害な作用がでたり、副作用がでたりしてしまう場合があります(これを危険域といいます)。
また、高齢者は加齢により、肝臓や腎臓などの機能が低下していて、薬の代謝や排泄が上手くできずに、薬が効きすぎたり副作用が出やすかったりする状態になっています。
以上のような理由から、薬は医師や薬剤師から説明を受けた方法で、決められた量を、決められた時間にのむ必要があります。
また、塗り薬や貼り薬、坐薬も吸収方法は違いますが、やはり薬ですので決められた量を守って下さい。
腰痛や膝痛などの痛みのために、湿布薬を全身に貼っている高齢者を見かけることがあります。湿布薬も皮膚を通して痛み止めが体内に吸収されています。
やはり使いすぎには注意です。
薬と上手に付き合って下さい。
また、高齢者は加齢により、肝臓や腎臓などの機能が低下していて、薬の代謝や排泄が上手くできずに、薬が効きすぎたり副作用が出やすかったりする状態になっています。
以上のような理由から、薬は医師や薬剤師から説明を受けた方法で、決められた量を、決められた時間にのむ必要があります。
また、塗り薬や貼り薬、坐薬も吸収方法は違いますが、やはり薬ですので決められた量を守って下さい。
腰痛や膝痛などの痛みのために、湿布薬を全身に貼っている高齢者を見かけることがあります。湿布薬も皮膚を通して痛み止めが体内に吸収されています。
やはり使いすぎには注意です。
薬と上手に付き合って下さい。
●湿布薬の上手な貼り方