第20回 最初の一歩……「何かお手伝いしましょうか?」
ソチ五輪で寝不足の方も多いのでは?
気づけば2月も来週で終わり。早いですね〜! 節分が終わったと思ったら、もうひな祭り♪ お雛様は、2/4の立春頃から中旬にかけて出すそうです(しまった!まだ出していない!)。まだの方は、そろそろご準備を♪
さて、ここまで9回に渡り、補助犬ユーザーに「私たちができること」について考えてきました。今回はそのおさらいです♪
気づけば2月も来週で終わり。早いですね〜! 節分が終わったと思ったら、もうひな祭り♪ お雛様は、2/4の立春頃から中旬にかけて出すそうです(しまった!まだ出していない!)。まだの方は、そろそろご準備を♪
さて、ここまで9回に渡り、補助犬ユーザーに「私たちができること」について考えてきました。今回はそのおさらいです♪
誰にでもできる大切なマナーです♪
視覚障害者の方には、肩やひじを貸しての誘導のほか、皆さんが見えている物の形や色、場所を言葉で伝えてあげることができます♪
肢体不自由者の方には、手の届かない物を取ったり、ボタンを押したりなど、その方が必要なお手伝いができるほか、歩道に自転車を放置しない、車いす用駐車スペースには駐車しない、多目的トイレしか使えない人がいることを知る気持ちが大切となります♪
そして聴覚障害者の方には、手話ができなくても、口話や筆談で十分お話しができます♪ これらのことを知っておくと、いつかそれを実行できるチャンスが来るかもしれません。
ところで、こんなことってありませんか?
「電車でご高齢の方が乗って来られたので、勇気を出して『どうぞ』と席を譲ったら、『結構です』と断られた」。
この体験、一度経験してしまうと、次からは勇気を振り絞るのが結構大変。私自身もそうでしたが、やっぱりどこかで「せっかく言ってあげたのに」って思ってしまう自分がいました。
でも逆に、次のような体験もしました。それは私が妊娠初期の頃です。
妊娠の初期は、お腹はまだ出ていません。ですから外見上何もわからない。でも、初期には、つわりの影響もあり一番しんどかったりするんです。
そこで身につけたのが【マタニティマーク】。このマークを見てくださった方から、電車内で席を譲っていただいたことが3回ありました。
その時の助かったことといったら……。気分が悪く貧血気味だったので、本当に有難かったです。
きっと、ケガをされて、車いすや松葉杖を経験された方も、同様に感じられたことがあると思います。少なからず、障がいのある方々や高齢者の状況を想像できる体験をすると、やはりあの有難かった気持ちを「他の方にも!」と、勇気が湧いてくるのでした(^o^)/
何も特別な技術や言葉はいりません。皆さんの心に、いつも用意しておいていただきたいたった1つの言葉が、「何かお手伝いしましょうか?」です。
この一言でいいのです。その一言をかけていただけるだけで、実際その時には困っていなくて「大丈夫です」と答えたとしても、とても心強いのです!
これは、障がいのある方だけではありません。ご高齢の方、妊婦さんなど、どんな方に対しても同じです。あなたの周りの家族や友人が困っていたら、「何か手伝おうか?」って言いますよね。このように、“当たり前”の思いやりあるコミュニケーションを取っていただければよいのです。
【江戸しぐさ】という言葉を、ご存知ですか? 世界的に類を見ない人口密度を誇った江戸時代の江戸っ子たちが、粋な大人たちの公共マナーとして実行していたとか。
まさに、思いやりの行動ですよね。皆さんも、平成の粋な大人を目指してみませんか?
次回は、「補助犬ってかわいそう?」をテーマに考えてみます♪ どうぞお楽しみに。
肢体不自由者の方には、手の届かない物を取ったり、ボタンを押したりなど、その方が必要なお手伝いができるほか、歩道に自転車を放置しない、車いす用駐車スペースには駐車しない、多目的トイレしか使えない人がいることを知る気持ちが大切となります♪
そして聴覚障害者の方には、手話ができなくても、口話や筆談で十分お話しができます♪ これらのことを知っておくと、いつかそれを実行できるチャンスが来るかもしれません。
ところで、こんなことってありませんか?
「電車でご高齢の方が乗って来られたので、勇気を出して『どうぞ』と席を譲ったら、『結構です』と断られた」。
この体験、一度経験してしまうと、次からは勇気を振り絞るのが結構大変。私自身もそうでしたが、やっぱりどこかで「せっかく言ってあげたのに」って思ってしまう自分がいました。
でも逆に、次のような体験もしました。それは私が妊娠初期の頃です。
妊娠の初期は、お腹はまだ出ていません。ですから外見上何もわからない。でも、初期には、つわりの影響もあり一番しんどかったりするんです。
そこで身につけたのが【マタニティマーク】。このマークを見てくださった方から、電車内で席を譲っていただいたことが3回ありました。
その時の助かったことといったら……。気分が悪く貧血気味だったので、本当に有難かったです。
きっと、ケガをされて、車いすや松葉杖を経験された方も、同様に感じられたことがあると思います。少なからず、障がいのある方々や高齢者の状況を想像できる体験をすると、やはりあの有難かった気持ちを「他の方にも!」と、勇気が湧いてくるのでした(^o^)/
何も特別な技術や言葉はいりません。皆さんの心に、いつも用意しておいていただきたいたった1つの言葉が、「何かお手伝いしましょうか?」です。
この一言でいいのです。その一言をかけていただけるだけで、実際その時には困っていなくて「大丈夫です」と答えたとしても、とても心強いのです!
これは、障がいのある方だけではありません。ご高齢の方、妊婦さんなど、どんな方に対しても同じです。あなたの周りの家族や友人が困っていたら、「何か手伝おうか?」って言いますよね。このように、“当たり前”の思いやりあるコミュニケーションを取っていただければよいのです。
【江戸しぐさ】という言葉を、ご存知ですか? 世界的に類を見ない人口密度を誇った江戸時代の江戸っ子たちが、粋な大人たちの公共マナーとして実行していたとか。
- 傘かしげ: 雨の日に互いの傘を外側に傾け、濡れないようにすれ違うこと
- 肩引き: 道を歩いて、人とすれ違うとき左肩を路肩に寄せて歩くこと
- 七三の道: 道の真ん真ん中を歩くのではなく、自分が歩くのは道の3割にして、残りの7割は緊急時などに備え、他の人のために空けておくこと
まさに、思いやりの行動ですよね。皆さんも、平成の粋な大人を目指してみませんか?
次回は、「補助犬ってかわいそう?」をテーマに考えてみます♪ どうぞお楽しみに。
- ご寄付のお願い
-
当会の使命は、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人と動物に優しい社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
▼ご寄付の受付はこちらから
http://www.jsdra.jp/kifu.html
★日本介助犬アカデミーFacebook!(「いいね!」してください♪)
http://www.facebook.com/jsdra.hojoken
★日本身体障害者補助犬学会
http://www.jssdr.net/
★政府インターネットTVによる補助犬特集
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg6301.html