第22回 「ほじょ犬都市伝説 その2 ……続・ほじょ犬って、かわいそう???」
本日から、ソチパラリンピックが開催です! オリンピック同様に、盛り上げていきたいですね!
私は、長野パラリンピックを現地で見たときの、衝撃と感動が今も忘れられません。到底真似できるレベルではない技や記録の数々、観ているこちらが得られるものが必ずあると思います♪ 3/7〜16まで、寝不足覚悟で応援したいと思います!
私は、長野パラリンピックを現地で見たときの、衝撃と感動が今も忘れられません。到底真似できるレベルではない技や記録の数々、観ているこちらが得られるものが必ずあると思います♪ 3/7〜16まで、寝不足覚悟で応援したいと思います!
「次は何をしたら、ほめてくれる?」
ユーザーさんとほじょ犬の間には、素敵な時間が流れています♪
ユーザーさんとほじょ犬の間には、素敵な時間が流れています♪
さて突然ですが、皆さん、「障がい者が飼う犬はかわいそう」って思っていませんか? ハッキリそう思ってはいなくても、少なからずそのことを感じることがありませんか?
でもこれって、仕方のないことだと思います。なぜならそれは、【知らない】からです。
障がいのある方々がどんな人たちで、どんな生活をしていて、何ができて、何ができないのか?
それを知る機会がないから、【わからない】→【不安】→【たぶんできないだろう】→【補助犬はかわいそう】という構図が出来上がっているのだと感じています。
そしてそれは、補助犬だけでなく、障がいのある方々の社会参加や就労など、多くの場面においてこの構図が見られるために、理解が進まないことが多々あるのかなとも感じます。
このブログではこれまで、障がい者の方々がどんな方か、どのような努力を重ねて来られたか、どんなに凄いかなどをエピソードを交えて紹介し、決して「障がい者=守るべき立場の人」ではないことをお伝えしてきましたが、犬の世話に関しても同様のことがいえます。
【視覚障害者】は、視覚に頼れない分、晴眼者以上に研ぎ澄まされた触覚と嗅覚と聴覚を駆使して、犬の健康状態やその日の様子をしっかり把握しておられます。
【肢体不自由者】は、その方の動きや症状に応じて、使いやすく工夫された犬具やブラシ等のお手入れ道具などを使い(リハビリテーション専門職の協力が不可欠です)、できる限りご自身でお世話をされます。ただ、物理的にどうしてもできない部分や、障がいを悪化させる可能性があるような作業に関しては、家族やボランティアさんにお手伝いをしてもらいます。
【聴覚障害者】は、聴覚に頼れない分、アイコンタクトでしっかりと意志疎通を図り、常に犬の様子を把握しておられます。
それぞれが、できない部分を様々な方法で補うことで、なんら問題なく犬のお世話とコミュニケーションを取っておられます。いや、もしかしたら、それらは健常者以上のモノだと思います。
現状、かわいそうな飼い方をされているペットはたくさんいますが、補助犬は、ペット以上に身体の一部でもあり、24時間一緒にいるという特別な存在ですから、愛情いっぱいに接しておられます♪ 事実、犬に愛情を持てるか、キチンと世話ができるかについては、最初の補助犬希望相談の際にしっかりと訓練事業者が調査・評価し、認定後もフォローしています。
障がい者は、社会参加や就労など、様々なことにチャレンジできる方々です! スポーツもその1つ。障がいがあっても、練習を積み重ねれば、世界のトップアスリートにまでなれるのです!
ロンドンオリンピックには、2人のパラリンピック選手が登場して話題になりました。聴覚障害者のためのデフリンピックもありますが、ソチ五輪には聴覚障害のあるスキー選手も出場していました。
将来的には、オリンピックとパラリンピック・デフリンピックの壁がなくなる日が来るかもしれませんし、そうなって欲しいと思っています。だから障がい者のことを怖がらずに、まずは知ってほしいと思います。
パラリンピックのスローガンに「ワン・ワールド、ワン・ドリーム、ワン・ピープル」という言葉があります。2020年に向け、日本もそこに向かいましょう!
次回は、「ほじょ犬都市伝説 その3 ……ほじょ犬のストレス?」です。お楽しみに♪
でもこれって、仕方のないことだと思います。なぜならそれは、【知らない】からです。
障がいのある方々がどんな人たちで、どんな生活をしていて、何ができて、何ができないのか?
それを知る機会がないから、【わからない】→【不安】→【たぶんできないだろう】→【補助犬はかわいそう】という構図が出来上がっているのだと感じています。
そしてそれは、補助犬だけでなく、障がいのある方々の社会参加や就労など、多くの場面においてこの構図が見られるために、理解が進まないことが多々あるのかなとも感じます。
このブログではこれまで、障がい者の方々がどんな方か、どのような努力を重ねて来られたか、どんなに凄いかなどをエピソードを交えて紹介し、決して「障がい者=守るべき立場の人」ではないことをお伝えしてきましたが、犬の世話に関しても同様のことがいえます。
【視覚障害者】は、視覚に頼れない分、晴眼者以上に研ぎ澄まされた触覚と嗅覚と聴覚を駆使して、犬の健康状態やその日の様子をしっかり把握しておられます。
【肢体不自由者】は、その方の動きや症状に応じて、使いやすく工夫された犬具やブラシ等のお手入れ道具などを使い(リハビリテーション専門職の協力が不可欠です)、できる限りご自身でお世話をされます。ただ、物理的にどうしてもできない部分や、障がいを悪化させる可能性があるような作業に関しては、家族やボランティアさんにお手伝いをしてもらいます。
【聴覚障害者】は、聴覚に頼れない分、アイコンタクトでしっかりと意志疎通を図り、常に犬の様子を把握しておられます。
それぞれが、できない部分を様々な方法で補うことで、なんら問題なく犬のお世話とコミュニケーションを取っておられます。いや、もしかしたら、それらは健常者以上のモノだと思います。
現状、かわいそうな飼い方をされているペットはたくさんいますが、補助犬は、ペット以上に身体の一部でもあり、24時間一緒にいるという特別な存在ですから、愛情いっぱいに接しておられます♪ 事実、犬に愛情を持てるか、キチンと世話ができるかについては、最初の補助犬希望相談の際にしっかりと訓練事業者が調査・評価し、認定後もフォローしています。
障がい者は、社会参加や就労など、様々なことにチャレンジできる方々です! スポーツもその1つ。障がいがあっても、練習を積み重ねれば、世界のトップアスリートにまでなれるのです!
ロンドンオリンピックには、2人のパラリンピック選手が登場して話題になりました。聴覚障害者のためのデフリンピックもありますが、ソチ五輪には聴覚障害のあるスキー選手も出場していました。
将来的には、オリンピックとパラリンピック・デフリンピックの壁がなくなる日が来るかもしれませんし、そうなって欲しいと思っています。だから障がい者のことを怖がらずに、まずは知ってほしいと思います。
パラリンピックのスローガンに「ワン・ワールド、ワン・ドリーム、ワン・ピープル」という言葉があります。2020年に向け、日本もそこに向かいましょう!
次回は、「ほじょ犬都市伝説 その3 ……ほじょ犬のストレス?」です。お楽しみに♪
- ご寄付のお願い
-
当会の使命は、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人と動物に優しい社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
▼ご寄付の受付はこちらから
http://www.jsdra.jp/kifu.html
★日本介助犬アカデミーFacebook!(「いいね!」してください♪)
http://www.facebook.com/jsdra.hojoken
★日本身体障害者補助犬学会
http://www.jssdr.net/
★政府インターネットTVによる補助犬特集
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg6301.html