第6回 立ち座りが楽にできるようにする
脚とおしりの筋力が、スマートな立ち座りの決め手
立ち上がる・座るという動作は、日常生活のなかで頻繁に行われる動作です。ですから、立ち座りを楽にできるようにしておくことは、暮らしをよどみなく送るうえでとても大切なことだといえます。
床から立ち上がるときや床に座るときだけでなく、いすから立ち上がるとき、いすに腰かけるときでも、「どっこいしょ!」と無意識に声を出しているようなら注意が必要。それは、脚やおしりの筋肉が衰えている証拠です。
脚やおしりの筋肉の衰えは、立ち座りだけでなく、階段の上り下りにも影響が出ます。いつまでも元気に、自身の脚で日々の生活を営んでいくために、ぜひ今回ご紹介するトレーニングをやってみてください。
スッと立ったり座ったりすることができれば、本人も気持ちがいいだけでなく、周りの人たちにも、スマートな印象を与えられますよ。
床から立ち上がるときや床に座るときだけでなく、いすから立ち上がるとき、いすに腰かけるときでも、「どっこいしょ!」と無意識に声を出しているようなら注意が必要。それは、脚やおしりの筋肉が衰えている証拠です。
脚やおしりの筋肉の衰えは、立ち座りだけでなく、階段の上り下りにも影響が出ます。いつまでも元気に、自身の脚で日々の生活を営んでいくために、ぜひ今回ご紹介するトレーニングをやってみてください。
スッと立ったり座ったりすることができれば、本人も気持ちがいいだけでなく、周りの人たちにも、スマートな印象を与えられますよ。
いすの立ち座り
※慣れてきたら、繰り返しの動作をできるだけ早く行います。
※10回を1セットとし、1〜2セット行い、慣れてきたら、3セットまで増やします。
また、最初から10回行うことが難しければ、5回でも7回でもできる回数で行います。
※股関節や腰に痛みがあり、動作がやりづらい、痛くてできないといった場合には、痛みが出ない範囲内で行うか、動作を行わないようにします。
太ももの前側のストレッチ
(1)いすに浅く腰かけます。
(2)足の甲を床につけ、息を吐きながら、上体を背もたれに倒します。
(3)太ももに心地よいはりを感じるところで、15〜30秒を目安に静止します。
(1)横たわって、上側の膝を曲げ、足の甲を持ちます。
(2)息を吐きながら、太ももの前側に心地よいはりを感じるところまで、足を引き寄せます。
※痛みが出るような伸ばし方でなく、あくまで心地よいはりを感じる姿勢と時間で伸ばすようにします。
太ももの後ろ側のストレッチ
(1)いすに浅く腰かけます。
(2)片脚を前に出し、踵を床につけます。
(3)息を吐きながら、太ももの裏側に心地よいはりを感じるところまで、上体を倒します。
※反対側も同様に行います。
(1)片脚を伸ばし、もう一方の膝を曲げて座ります。
(2)上体を伸ばした脚の方に向け、息を吐きながら、太ももの裏に心地良いはりを感じるところまで倒します。
※反対側も同様に行います。
※痛みが出るような伸ばし方でなく、あくまで心地よいはりを感じる姿勢と時間で伸ばすようにします。
- 著者である久野譜也先生の活動は、こちらをご覧ください
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