学習方法について
模擬試験の成績にがっかり。これからの受験対策はどうすればいいでしょうか?(2011/10/31)
模擬試験の点数がよくありませんでした。この時期の結果に落ち込んでいるのですが、どのように学習を進めるべきでしょうか?
(質問者:TMさん)
まだ間に合います。残り3か月の受験心得
模擬試験の結果に落ち込んでしまう時期ですが、国家試験まで残り3か月の勉強方法をご紹介します。模試解説をされた講師の荒木篤先生は「合言葉は『まだ間に合う!』です」として、下記のような受験心得を示されました。
- 1.現状を俯瞰する
- 2.目標は大きく設定し、それを今からできる小目標に分ける
- 3.効率を上げる工夫
- 4.家族から支援を受けられる環境づくり
- 5.ネットワークづくり
上記の中から、「3.効率を上げる工夫」をご説明します。
「効率を上げる工夫」(1)勉強方法
- テキストの目次から全体を把握する。勉強では体系を考える事が大切。
- マーカーの活用、重要項目や過去問等の書き込みにより、参考書やテキストを自分のノートにしてしまう(よくノートづくりを一から行う場合がありますが、秋以降の段階では時間制約もありますので、自分にあった参考書や教科書をノート化することをおすすめします。さらに過去問や模擬問題をテキストの該当部分に書き込むことで、テキストの中でも重要なページと重要でないページが明らかになります。
- 問題中心の勉強法で、自分のわからないところを把握する。自分をアセスメントする。
(2)タイムマネジメント
- スキマ時間の活用(「10でできること」「5分でできること」を用意しておく)
- 通勤時間の活用
- 勉強時間に終わりを設けメリハリを付ける(「11時30分までに〜を覚える」
- 飽きのこない勉強方法と忘却の予防(わずか数分の復習が、驚くべき効果を生む)
あらためて学習方法を振り返り、集中セミナーや直前対策セミナーなどを活用しながら、受験対策を進めてはいかがでしょうか。合言葉は「まだ間に合う!」です。
(けあサポ編集部)