学習方法について
昔のテキスト使えますか?(2010/03/18)
社会福祉士受験資格を13年ほど前に取得しています。結婚し、仕事や家庭環境などで、すっかり社会福祉士とは疎遠となっておりました。どこかで、あきらめきれずにいたのですが、近い将来また福祉系の仕事に就けるやもと、期待できる事態になっており、試験を受ける意欲が沸いてきました。
しかし、カリキュラムが変わったばかりだと知って愕然・・・。もちろん、10年以上のブランクがあり、一からやり直しだと覚悟はしていましたが、テキストも変わり、勉強の仕方がわからなくなってしまいました。
ワークブックはもちろんですが、テキストを全て買う必要があるのでしょうか?1999年発刊のテキストは全てありますが、何せ10年以上前の物なので・・・。
家計のこともあるので、なるべくあるものを使いたいと思っていますので、使えるテキストはあるか教えてください。また、これだけは必要だというテキストも教えて下さい。
(れんげ)
効率はよくありません。試験後のことも考えて再検討を
れんげさんは、現在は福祉分野で働いているわけではないようですね。
まず、ワークブックや過去問題集、模擬問題集などを使って勉強していただければ、合格水準まで辿り着くことはできるはずです。
しかし、単にワークブックなどの受験参考書で試験対策をするだけでは、理解しにくいこと、深い理解が伴わないことがあるかもしれません。試験対策という観点からみれば、テキストがなくてもどうにかなるという声も聞かれますが、福祉の分野で働かれることを考えると、テキストを読むことはおろそかにはできないのではないでしょうか。
そして、1999年発刊のテキストを全てお持ちということですが、どれが使えてどれが使えないかということは難しいです。
2000年以降、介護保険制度、障害者自立支援制度、後期高齢者医療制度など、様々な制度の新設、改正等が行われています。法改正も決して少なくありません。こういった法・制度の変化は多くの科目に影響しています。
社会学、心理学など、理論に関する科目は比較的変化が少ないと言えますが、決して古いテキストをおすすめできるわけではありません。
新カリキュラムに基づく教育シラバスで、「相談援助の基盤と専門職」「相談援助の理論と方法」では、ジェネラリスト・ソーシャルワークという考え方が前面に出てきています。ただ単に「社会福祉援助技術論」から名前が変わっただけではないのです。
さらに、「就労支援サービス」「更生保護制度」「福祉サービスの組織と経営」など、これまでのカリキュラムになかった要素を含む、いわゆる新規科目も出てきています。
こういったことを踏まえると、以前のテキストを使って勉強するというのは得策ではないと考えられます。科目を限定して使うとしても、勉強効率の面から考えて、テキストのどこが変わったかを確かめながら勉強するのは大変です。
その上で、家計的な観点で考えるのであれば、ワークブック等で勉強を始め、理解できないことが多い科目についてはテキストを買って読むという方法がよいかもしれません。
勉強の仕方がわからないということですが、勉強を始めてみるといろいろ見えてくるかもしれませんよ。3/3のQ&Aも参考にしてみてください。
まず、ワークブックや過去問題集、模擬問題集などを使って勉強していただければ、合格水準まで辿り着くことはできるはずです。
しかし、単にワークブックなどの受験参考書で試験対策をするだけでは、理解しにくいこと、深い理解が伴わないことがあるかもしれません。試験対策という観点からみれば、テキストがなくてもどうにかなるという声も聞かれますが、福祉の分野で働かれることを考えると、テキストを読むことはおろそかにはできないのではないでしょうか。
そして、1999年発刊のテキストを全てお持ちということですが、どれが使えてどれが使えないかということは難しいです。
2000年以降、介護保険制度、障害者自立支援制度、後期高齢者医療制度など、様々な制度の新設、改正等が行われています。法改正も決して少なくありません。こういった法・制度の変化は多くの科目に影響しています。
社会学、心理学など、理論に関する科目は比較的変化が少ないと言えますが、決して古いテキストをおすすめできるわけではありません。
新カリキュラムに基づく教育シラバスで、「相談援助の基盤と専門職」「相談援助の理論と方法」では、ジェネラリスト・ソーシャルワークという考え方が前面に出てきています。ただ単に「社会福祉援助技術論」から名前が変わっただけではないのです。
さらに、「就労支援サービス」「更生保護制度」「福祉サービスの組織と経営」など、これまでのカリキュラムになかった要素を含む、いわゆる新規科目も出てきています。
こういったことを踏まえると、以前のテキストを使って勉強するというのは得策ではないと考えられます。科目を限定して使うとしても、勉強効率の面から考えて、テキストのどこが変わったかを確かめながら勉強するのは大変です。
その上で、家計的な観点で考えるのであれば、ワークブック等で勉強を始め、理解できないことが多い科目についてはテキストを買って読むという方法がよいかもしれません。
勉強の仕方がわからないということですが、勉強を始めてみるといろいろ見えてくるかもしれませんよ。3/3のQ&Aも参考にしてみてください。
(けあサポ編集部)