学習方法について

　ひーさんが、いつの国家試験を受験するかによってもおすすめする参考書は異なってきますが、試験までまだ時間があるようでしたら、やはりテキストから学習して、基礎知識を固めていくのがベストだと思います。そのほうが、実際に資格を取得して現場に出たときにも、役立つ知識が多く得られるからです。でも、テキスト全部は読んでいられないという方には、出題ポイントに的を絞り、かつ、試験の傾向と対策について解説されているワークブックのほうがよいかもしれません。
　もし、試験まで時間がないという場合は、過去問解説集から取り組んでみてはいかがでしょうか。過去問題を解くと、よく出る問題や問われやすい問題、そして自分が間違えやすい問題に気付くことができます。そして、間違えた部分についてテキストに戻って復習をすれば、効率的な学習ができると思います。
　また、ある程度の基礎知識はあるという方の場合は、一問一答集のような力試しができる教材がいいと思います。統計などの数字関係や文字だけのテキストは苦手という方には、統計データや制度を図式化・イラスト化した国試ナビもあります。
　このように、受験書籍にはたくさんの種類があります。それぞれに合った学習方法があるでしょうから、実際に書店で手に取ってみて、ご自身の学習レベルや学習方法に応じてお買い求めください。