第31回 初心者ですがロングステイを考えています。
まずは国内から、ロングステイをしてみましょう
【Q】
私たちは、元公務員同士の夫婦で、まだ60代です。子ども夫婦は別居し、両親はいずれもすでに他界しています。先日、テレビで同世代の夫婦が海外などにある程度の期間、滞在し、現地に溶け込んで暮らして楽しんでいるのをみました。
そのような旅行の仕方をロングステイというそうですが、自分たちが元気なうちにロングステイをしたいと考えています。しかし、私たちは、海外旅行をしたことがありません。初心者向けにアドバイスを下さい。
【A】
まずは旅行をして下見をしましょう。
【解説】
ロングステイとは、短期間の旅行と異なり、1か所の土地に少し長く滞在し、生活をしながらゆっくり過ごすことをいいます。本来は若者が海外で行っていましたがこのごろは定年退職した方々にもはやっている旅行のスタイルです。初心者の方はいきなりロングステイをせず、まずはパッケージツアーで候補地に出かけ、さまざまな情報や土地勘を養うなど、下見をしてから計画的に実施してはいかがでしょうか。
具体的には、ロングステイといっても、観光ビザの期限が許す限り数か月に及ぶ場合から週週間程度などさまざまです。
また、その滞在先もアジアや欧米、オセアニアなどと、これまた、さまざまです。さらに、気になるのは言葉だけでなく、文化や物価、医療、治安などもあります。
しかも、あなた方ご夫婦は海外旅行にはまだ行ったことがないということですので、いきなり海外というよりも国内でロングステイをしてみて、自信がつけば海外ということも考えられます。
私たちは、元公務員同士の夫婦で、まだ60代です。子ども夫婦は別居し、両親はいずれもすでに他界しています。先日、テレビで同世代の夫婦が海外などにある程度の期間、滞在し、現地に溶け込んで暮らして楽しんでいるのをみました。
そのような旅行の仕方をロングステイというそうですが、自分たちが元気なうちにロングステイをしたいと考えています。しかし、私たちは、海外旅行をしたことがありません。初心者向けにアドバイスを下さい。
武蔵野市・K也(66歳・年金生活者)
【A】
まずは旅行をして下見をしましょう。
【解説】
ロングステイとは、短期間の旅行と異なり、1か所の土地に少し長く滞在し、生活をしながらゆっくり過ごすことをいいます。本来は若者が海外で行っていましたがこのごろは定年退職した方々にもはやっている旅行のスタイルです。初心者の方はいきなりロングステイをせず、まずはパッケージツアーで候補地に出かけ、さまざまな情報や土地勘を養うなど、下見をしてから計画的に実施してはいかがでしょうか。
具体的には、ロングステイといっても、観光ビザの期限が許す限り数か月に及ぶ場合から週週間程度などさまざまです。
また、その滞在先もアジアや欧米、オセアニアなどと、これまた、さまざまです。さらに、気になるのは言葉だけでなく、文化や物価、医療、治安などもあります。
しかも、あなた方ご夫婦は海外旅行にはまだ行ったことがないということですので、いきなり海外というよりも国内でロングステイをしてみて、自信がつけば海外ということも考えられます。
国内ロングステイも流行っています
そこで、一般的には国内のロングステイにまず参加してみえてはいかがでしょうか。この場合、旅行社のパッケージツアーだけでなく、現地のビジネスホテルやペンション、ウイクリーマンション、あるいはマンスリーマンションなどを利用し、“社会実験”してみるのも一考でしょう。
ちなみに小生たちは7〜8年前から毎年、沖縄のマンスリーマンションを利用し、1か月くらいのんびり滞在しています。部屋代は月額約8万円です。交通は那覇空港からユイレール(モノレール)で10分、駅から徒歩0分のため、国際通りへも歩いて10分程度で行け、沖縄料理や首里城などの世界遺産遺産めぐり、デパートやスーパーマーケット、コンビニエンスストアへの買い物などを楽しんでおり、「ウチナンチュー」気分をエンジョイしています。
ちなみに小生たちは7〜8年前から毎年、沖縄のマンスリーマンションを利用し、1か月くらいのんびり滞在しています。部屋代は月額約8万円です。交通は那覇空港からユイレール(モノレール)で10分、駅から徒歩0分のため、国際通りへも歩いて10分程度で行け、沖縄料理や首里城などの世界遺産遺産めぐり、デパートやスーパーマーケット、コンビニエンスストアへの買い物などを楽しんでおり、「ウチナンチュー」気分をエンジョイしています。
海外のおすすめ
また、海外旅行は20年以上前からパッケージツアーで欧米やオセアニアに出かけており、最近は2週間程度のロングステイを楽しんでいます。
とくに気に入っているのはハワイとスイスです。
このうち、ハワイは日本から比較的近いうえ、治安もよく、しかも日本人が多いため、ブロークンの英語ができなくても、結構、日本語が通じるところもあります。
食事も、日本にいるのと同じようなメニューや惣菜などが手に入るので安心です。コンビエンスストアもたくさんあるため、物価が高くても結構やりくりは可能です。
ただ、車は左ハンドルで右側通行のため、レンタカーでドライブまではまだしていませんが、次回はそれにもチャレンジしたいと思っています。もっとも、ワイキキのあるオアフ島なら全島に路線バスが走っているため、レンタカーを利用しなくても十分堪能できます。日系人の各種グループもありますので交流を図ることができるのもハワイならではですが、マウイ島やハワイ島などはもう少し不便になります。
なお、滞在先ではホテルのほか、コンドミニアム(長期滞在型リゾートホテル)や一軒家もありますが、一軒家は郊外にあるため、治安の面で不安かと思われます。
とくに気に入っているのはハワイとスイスです。
このうち、ハワイは日本から比較的近いうえ、治安もよく、しかも日本人が多いため、ブロークンの英語ができなくても、結構、日本語が通じるところもあります。
食事も、日本にいるのと同じようなメニューや惣菜などが手に入るので安心です。コンビエンスストアもたくさんあるため、物価が高くても結構やりくりは可能です。
ただ、車は左ハンドルで右側通行のため、レンタカーでドライブまではまだしていませんが、次回はそれにもチャレンジしたいと思っています。もっとも、ワイキキのあるオアフ島なら全島に路線バスが走っているため、レンタカーを利用しなくても十分堪能できます。日系人の各種グループもありますので交流を図ることができるのもハワイならではですが、マウイ島やハワイ島などはもう少し不便になります。
なお、滞在先ではホテルのほか、コンドミニアム(長期滞在型リゾートホテル)や一軒家もありますが、一軒家は郊外にあるため、治安の面で不安かと思われます。
一方、スイスはサンモリッツやグリンデンワルド、ツェルマットに2週間ほど滞在し、周辺の山をトレッキングしたりしています。物価が東京よりも高いのが難点ですが、治安は大変よく、エコロジーも進んでおり、ツェルマットではマイカーの乗り入れが規制されています。
コンビニエンスストアやデパート、スーパーマーケットはありませんが、生活協同組合の店が充実しているため、物価が高くても何とかなります。もっとも、食事のメニューは少ないため、日本食の惣菜やインスタント食品などを持参するといいでしょう。
言葉は英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語とさまざまですが、ブロークンの英語でコミュニケーションは図れます。
ただし、ハワイなどのようにコンドミニアム(長期滞在型リゾートホテル)や一軒家は皆無です。
コンビニエンスストアやデパート、スーパーマーケットはありませんが、生活協同組合の店が充実しているため、物価が高くても何とかなります。もっとも、食事のメニューは少ないため、日本食の惣菜やインスタント食品などを持参するといいでしょう。
言葉は英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語とさまざまですが、ブロークンの英語でコミュニケーションは図れます。
ただし、ハワイなどのようにコンドミニアム(長期滞在型リゾートホテル)や一軒家は皆無です。
なお、国内、海外を問わず、この際、いっそのこと、リゾートマンションなどを別荘として購入しては、とお考えの場合もあるかと思います。しかし、先行き不透明な金融情勢の折、よほどの資産家でもなければ、まずは現地の生活や文化などに慣れるまでは慎重にされた方がいいのではないか、と思われます。
社会福祉学者・川村匡由
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(アクティブシニア編集部)