第5回 高血圧が気になる人へ(2)〔おいしく減塩 その2〕
前回に続いて、食品の組み合わせで“おいしく減塩”する方法を紹介しましょう。
トマトを使って減塩しよう
トマトやケチャップ、トマトピューレなどを使った減塩もおススメです。
しょうゆ大さじ1杯には2.6gの塩分が含まれていますが、トマトケチャップには0.6gの塩分しか含まれていません。
しょうゆ大さじ1杯には2.6gの塩分が含まれていますが、トマトケチャップには0.6gの塩分しか含まれていません。
しかも、トマトやその加工品には、酸味と旨みがあるので、食塩の量を減らしても味が濃く感じられます。
トマトを使ったスパゲティやスープなどがよい例です。
そのほかにも、ハンバーグのソースにケチャップを使ったり、卵とトマトを炒めたようなメニューは、とても上手な減塩法なのです。
牛乳や乳製品で減塩しよう
そのため、無理に食塩を使う必要はありません。
例えば、グラタン、ヨーグルトサラダなどがよい料理例です。
また、牛乳・乳製品には、良質のたんぱく質やカルシウムが含まれますので、骨粗鬆症の予防などにも役立ち、健康長寿のために大切な食品の1つといえます。
“おいしい”ことが大事!
単に食塩やしょう油の量を減らしたような、無理に減塩した料理では、まずくて長続きしません。
“おいしい”ことが大事なのです。
ここで、いくつかの方法を紹介しましたが、こうした考え方をとり入れることで、料理のレパートリーが広がり、飽きがこない減塩にもつながります。
最近では、本やインターネットなどで、いろいろな料理方法が紹介されています。
私が書いた『健康長寿食』(NHK出版)、『長生きレシピ』(毎日新聞社)などでも、いくつかの料理例を紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。
“おいしい”ことが大事なのです。
ここで、いくつかの方法を紹介しましたが、こうした考え方をとり入れることで、料理のレパートリーが広がり、飽きがこない減塩にもつながります。
最近では、本やインターネットなどで、いろいろな料理方法が紹介されています。
私が書いた『健康長寿食』(NHK出版)、『長生きレシピ』(毎日新聞社)などでも、いくつかの料理例を紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。
- 医食同源とは
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「薬(生薬)も食も同じ源、日常の食事で病気を予防し、治療しよう。その食事はバランスのとれた美味しい食事である」という意味です。