第4回 高血圧が気になる人へ(1)〔おいしく減塩 その1〕
高血圧を防ぐコツ
高血圧は、塩分やアルコールのとりすぎ、肥満・ストレス・運動不足などで促進されることはよく知られています。
特に、塩分をとればとるほど、血圧が上がるということは、いまや常識となっています。
高血圧の怖いところは、動脈硬化を促し、やがて脳卒中や、心筋梗塞、心不全などを引き起こすことです。
おいしいご飯を食べようと思えば、どうしても塩気の効いたおかずが欲しくなります。
日本人の1日の食塩摂取量をみても、約13gとなっていて、理想的な摂取量(10g未満)をオーバーしています。
では、どうすれば、塩分を控えて、おいしい食を愉しむことができるのでしょうか?
コツは食品の組み合わせにあります。
1つには「調理の工夫によって塩分を減らす方法」。
もう1つは「食塩(ナトリウム)を体外に排泄させる働きのある食品を組み合わせる方法」です。
特に、塩分をとればとるほど、血圧が上がるということは、いまや常識となっています。
高血圧の怖いところは、動脈硬化を促し、やがて脳卒中や、心筋梗塞、心不全などを引き起こすことです。
おいしいご飯を食べようと思えば、どうしても塩気の効いたおかずが欲しくなります。
日本人の1日の食塩摂取量をみても、約13gとなっていて、理想的な摂取量(10g未満)をオーバーしています。
では、どうすれば、塩分を控えて、おいしい食を愉しむことができるのでしょうか?
コツは食品の組み合わせにあります。
1つには「調理の工夫によって塩分を減らす方法」。
もう1つは「食塩(ナトリウム)を体外に排泄させる働きのある食品を組み合わせる方法」です。
調理の工夫でおいしく減塩しよう
では今回は、「調理の工夫によって塩分を減らす方法」をいくつか紹介しましょう。
油を使って減塩しよう
まずは、油を使った料理です。
たとえばキャベツの炒め物などは、塩を入れすぎるとおいしくありません。
ごく少量の塩でおいしく食べられるのは、油を使うことでコクと旨みが出るからです。
また、ごまやくるみのように油分の多い種実類を調味料として使えば、減塩してもとてもおいしく食べられます。
ごま和え、くるみ和えなどはよい料理の例です。
たとえばキャベツの炒め物などは、塩を入れすぎるとおいしくありません。
ごく少量の塩でおいしく食べられるのは、油を使うことでコクと旨みが出るからです。
また、ごまやくるみのように油分の多い種実類を調味料として使えば、減塩してもとてもおいしく食べられます。
ごま和え、くるみ和えなどはよい料理の例です。
調味料の工夫で減塩しよう
酢の物やサラダなどがよい例です。
また、フライなどにレモンをかけると美味しくなることは、みなさんご存じでしょう。
柑橘類のほかにも、わさび・しょうがなどを使って、その代わりにしょうゆを少なくしても効果的です。
このほかにも、乳製品(牛乳・ヨーグルト)やトマトの利用など、さまざまな方法があります。
それらについては、また次回にしましょう。
- 医食同源とは
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「薬(生薬)も食も同じ源、日常の食事で病気を予防し、治療しよう。その食事はバランスのとれた美味しい食事である」という意味です。