学習方法について

　受験勉強開始のタイミングは人それぞれですが、今回は３つのポイントに絞ってお話します。


【ポイント１：思い立ったが吉日】
　といっても、すぐに問題集にとりかかるというわけではありません。まずは受験勉強をするための準備から始めてみてはいかがでしょうか。たとえば
・活字に慣れておく→新聞や本など活字を読む習慣をつける。
　新聞は時事ネタの知識も得られます。
・勉強時間の確保を！→５分でも10分でもいいので、まずは
　自分の日常生活から少しでも勉強に割ける時間を見つけ
　出してみましょう。
・勉強に関する情報収集をする→講習会や模擬試験、料金は
　いくらくらいかかるのかなど、介護情報誌、インターネット、
　職場の合格者に聞くなどして情報収集をしておきましょう！


【ポイント２：受験申し込み後に始める人が多い！】
　一般的には受験申し込みを終えてから、つまり筆記試験の３〜４ヵ月前から受験勉強にとりかかる方が多いようです。また模擬試験や講習会受講がきっかけになることも。まずは試験について知ること、苦手科目など自分について知ることです。
　さらに、励ましあう仲間がいるとがんばれるものです。受験仲間を作るため、見つけるためにも講習会や勉強会に参加してみましょう。


【ポイント３：一夜漬けはおすすめしません！】
　筆記試験の科目数は11科目と多いので、直前の１ヵ月程度では到底間に合いません。単純に１科目１週間（週１回のお休みの日を使うとして）勉強すると考えても、11週は必要です。また、総合問題対策をしたり、模擬試験を受けたり、講習会を受講したり……ということを考えると、プラス２〜３週は必要です。
　やはり受験勉強は、最低でも筆記試験の３〜４ヵ月前から始めるのが妥当のようです。


　勉強日や模擬試験・講習会の予定を中心に、仕事が忙しい時期や冠婚葬祭なども予測した、自分だけの受験勉強カレンダーを作成するのもおすすめです。体調を崩さないように、無理をしないように、今からスケジュール調整をしておくと安心ですね。