学習方法について
日ごろの業務は受験勉強に活かせる?(2008/11/18)
仕事をしながらの受験です。多くの時間を業務に割いているので、日ごろの業務から介護福祉士の受験勉強に何か生かせるものはありませんか?
(元子さん)
利用者に向き合うことが本試験にも役立ちます
はいあります!
介護技術は業務に直結している部分もあるので、日頃の業務から本試験に活かせることがたくさんあります。いつも試験当日のつもりで利用者さんに言葉をかけ、残存機能を生かした介護を心がけましょう。
そのほか、医学一般については利用者さんの病気の特徴や生活を送る上での留意点などについて調べてみるとよいでしょう。たとえば「認知症」を例にあげて考えてみると、認知症にはさまざまな種類がありますね。試験ではアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の特徴を比べる問題がよく出ますが、その他にもレビー小体病や前頭側頭型認知症等もチェックしておきたい病気です。あなたが担当している利用者さんの病気の特徴や留意点を関連づけて覚え、利用者さんに会うたびに覚えたことを確認してみましょう。また、病気の特徴を理解してどう利用者さんと向き合い、どうしたらその人らしいQOLの高い生活を送ることができるかについての理解を問う問題も多く出されています。
以上のような視点でICFのモデルにもあてはめて考えてみるとよいでしょう。日頃から利用者さんにきちんと向き合っていると、もし本試験で舞い上がってしまったとしても、普段行っているケアを思い出すことで落ち着きを取り戻し、きっと正解が得られると思いますよ。
現場で働きながら受験勉強をするのはとても大変なことと思いますが、ぜひ、あなたの実践を生かして国家試験に臨んでください。合格を合言葉に、心より応援しています。
介護技術は業務に直結している部分もあるので、日頃の業務から本試験に活かせることがたくさんあります。いつも試験当日のつもりで利用者さんに言葉をかけ、残存機能を生かした介護を心がけましょう。
そのほか、医学一般については利用者さんの病気の特徴や生活を送る上での留意点などについて調べてみるとよいでしょう。たとえば「認知症」を例にあげて考えてみると、認知症にはさまざまな種類がありますね。試験ではアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の特徴を比べる問題がよく出ますが、その他にもレビー小体病や前頭側頭型認知症等もチェックしておきたい病気です。あなたが担当している利用者さんの病気の特徴や留意点を関連づけて覚え、利用者さんに会うたびに覚えたことを確認してみましょう。また、病気の特徴を理解してどう利用者さんと向き合い、どうしたらその人らしいQOLの高い生活を送ることができるかについての理解を問う問題も多く出されています。
以上のような視点でICFのモデルにもあてはめて考えてみるとよいでしょう。日頃から利用者さんにきちんと向き合っていると、もし本試験で舞い上がってしまったとしても、普段行っているケアを思い出すことで落ち着きを取り戻し、きっと正解が得られると思いますよ。
現場で働きながら受験勉強をするのはとても大変なことと思いますが、ぜひ、あなたの実践を生かして国家試験に臨んでください。合格を合言葉に、心より応援しています。
(回答者:サービス提供責任者 笠原泰子)