私の元気は運動とボランティア
東京都・渥美光代さん(73歳)
運動ボランティアとの出会い
しかし、50歳代から血圧が高くなり、それがライフプランニングセンター(LPC)に関わるきっかけとなりました。 LPCでは様々な勉強をしましたが、自分が高血圧であることから血圧ボランティアを、さらには膝の痛みも始まったので、運動が必要と思い、これをきっかけに運動ボランティアも始めることとなりました。
はじめは、心臓病リハビリのための運動のお手伝いをしたり、地域でシニアの方達と一緒に体操をしているうちに、もう少し勉強が必要と思い、3B体操を始めたところ、指導者の資格を取ることになったのです。当時、関東では最高齢の66歳でした。
3B体操というのは頭文字にBがつくもの―ボール・ベル・ベルター―の3種類の道具を使い、音楽に合わせて体を動かすので、毎回15曲ぐらい音楽テープも必要です。かなり重い荷物を自転車に積んで、阿佐谷の自宅から練馬区の教室まで、または新宿区のレッスン場まで、こぐこと約45分。途中の坂のアップダウンが程よい筋力トレーニングになっています。
69歳の時には全国の指導者800人とともにハワイの「ホノルルフェスティバル」に参加し、ねじりはちまき、法被姿で『そーらん節』を踊りながら、カラカウア通りをパレードしたことは懐かしい思い出です。
先日体力測定をしたら、握力は左17、右19で情けないのですが、脚力のほうは申し分なく、これは自転車のおかげかな?と思ったり…そう言えば膝の痛みは運動を始めて2〜3年のうちにすっかり忘れてしまいました。
レッスンでは娘より若い方達とも一緒に汗を流し、教室ではシニアの生徒さんに無理のないよう指導することで、笑顔で楽しんで下さる姿や、体が軽くなった、転んでもけがをしなくなった等の声に安堵し、時には「社会勉強ね」と言いながら、おしゃべりに花を咲かせることもあります。
ボランティア活動を通じて
LPクリニックでのボランティアも30年近く過ぎました。ボランティアの心と、自分の健康の維持管理の大切さを学び、よい仲間との出会いで楽しみも交えながら心身共に充実した生活を送れること、これこそが最大の幸せ、と感謝しています。
また、最近新老人の会の「さっそうクラブ」のお手伝いもするようになり、私よりもう少しお姉様、お兄様のお元気な姿に、先の希望をいただいています。77歳の主人は糖尿と心臓の病気を持っていますが何とか日常生活を維持し、趣味も多く適当に友人との付き合いも楽しんでいますので、感謝しつつ、今しばらくはこの状態が継続してくれることを願っています。
また、最近新老人の会の「さっそうクラブ」のお手伝いもするようになり、私よりもう少しお姉様、お兄様のお元気な姿に、先の希望をいただいています。77歳の主人は糖尿と心臓の病気を持っていますが何とか日常生活を維持し、趣味も多く適当に友人との付き合いも楽しんでいますので、感謝しつつ、今しばらくはこの状態が継続してくれることを願っています。
(2007年8月2日)