受験勉強も大事ですが、資格はなりたい自分に近づくための手段。合格後の「仕事のイメージ」を抱くことも大事です。このコーナーでは、資格の世界を知るのに役立った本や映画などを合格者が紹介します。
フラガール(映画)
おすすめの理由
この映画は感動作として有名ですが、私もこの映画を観て感動を覚えました。見捨てられた炭坑街が生まれ変わっていくプロセスに人間の底力を感じ、随所で人間の可能性を感じることができた映画でした。
松雪泰子さんをはじめとした役者さんの演技力も素晴らしいです。
私は、フラダンスを教える側と教えられる側の、段々と絆が深まっていく、何とも言えない関係が好きです。
援助関係では、クライエントにとってよい方向へ向かえるよう支援しますが、時には相手との関係が壊れかけることもあれば、ふとしたきっかけでつながりが強くなることもあります。私にとっては、援助関係の中で、相手の可能性まで見て支援をしているのか、エンパワメントの視点を持っていられるかが、常に課題となっています。
そんな私の課題と映画が重なるような気がしました。
テレビでも放映されていたので、すでに観た方が多いとは思いますが、まだの方がいたら是非観て欲しい映画です。
(S.Sさん・児童福祉施設職員)