受験勉強も大事ですが、資格はなりたい自分に近づくための手段。合格後の「仕事のイメージ」を抱くことも大事です。このコーナーでは、資格の世界を知るのに役立った本や映画などを合格者が紹介します。
目の前の相手を知りたい、と思う気持ちは時に言葉よりも大きい
おばあちゃんの家
おすすめの理由
心がすごく温まる物語です。そして、色々なことに気づかされた物語でもありました。「一つのことに目を向けるのではなく、周りすべてをみること」
無条件の愛情と互いを思いやる心
ふと、自分に目を向けたとき、私にも多くの人が周りにいて、私を助け、そして成長させてくれています。
それは決して当たり前ではないということ、そして周りの人の大切さを改めて実感しました。と同時に、自分もそのような愛情や思いやりを周りに人に向けられているかな…と自問しました。
相手を理解する方法
サンウとおばあちゃん、二人の間に言葉によるコミュニケーションはありません。でも、お互いの表情や言動から相手の気持ちを理解しようとしています。言葉は意思疎通をはかるうえで大変便利なツールといえます。けれど、言葉だけで相手をすべて知り得るかと言えば、そうとは言えません。
目の前にいる相手を知りたいという想いがあれば、相手のすべてから相手を知ることも、理解することもできます。そして、その気持ちが大事なのだと思いました。
最後、帰りのバスでサンウがおばあちゃんに送ったメッセージはとても印象的でした。
(マイク・ワゾウスキさん・社会福祉士)
内容
2002年の韓国映画。都会で育ったサンウとおばあちゃんのひと夏の物語。何もない田舎の生活、読み書きができず言葉の話せないおばあちゃんを馬鹿にしていたサンウだが、サンウのために一生懸命いろいろなことをしてあげようとするおばあちゃんの気持ちが、サンウの心を変えていく。© 2002 TUBE ENTERTAINMENT all rights reserved.