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第3回 発明・アイデアの“タネ”は、身の回りに、ころがっている!
もって生まれた能力をフル活用しよう!
「人間は一般的にいって、自分の脳の30%〜40%しか使っていない」とも言われています。したがって、何かをやろうとして、困難な問題にぶつかったとき、もうダメだと、途中で投げ出してしまっては、自分の能力をも放棄してしまったことにもなります。
アメリカの著名な心理学者のギルフォードは、「もって生まれた固有の能力を伸ばしうるかどうかは疑問であるが、もって生まれた能力いっぱいまでに伸ばすことができる」と言っています。それは見方を変えると、自分の能力をフルに活用しなければ、「脳」のバランスシートは赤字だ、ともいえそうです。
アメリカの著名な心理学者のギルフォードは、「もって生まれた固有の能力を伸ばしうるかどうかは疑問であるが、もって生まれた能力いっぱいまでに伸ばすことができる」と言っています。それは見方を変えると、自分の能力をフルに活用しなければ、「脳」のバランスシートは赤字だ、ともいえそうです。
身の回りの「不」にアンテナをはる!
とはいっても、何もないところから発想するのは、ハードルが高いもの。ですから、私たちの身の回りを見渡すことから始めましょう。そこには、発明・アイデアのヒントがころがっているものです。これまでの商品・サービスより便利で効率的なものを考案していくのが発明・アイデアであり、「アイデアに貴賎はない」のですから、身近なものに常に問題意識を保持しておくことがとても大切です。
不満、不要、不良、不具合、不快、不調、不明、不満、不安、不安全、不安定、不用、不足、不揃いなど、「不」のつく文字が問題点です。いかに、「不」を退治していくかによって、発明・アイデアが生まれてくることになります。
不満、不要、不良、不具合、不快、不調、不明、不満、不安、不安全、不安定、不用、不足、不揃いなど、「不」のつく文字が問題点です。いかに、「不」を退治していくかによって、発明・アイデアが生まれてくることになります。
テーマは次々に広がる!
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発明のヒントはあらゆるところに!
人はだれでも、発明・アイデアをやっていこうという、起爆装置を保持しているものです。ただ、そのスイッチをONにしていくか、OFFにしたままかで、脳の活性化に大きな格差が生まれてくることになります。
<赤ちゃん>おんぶも抱っこもできるおんぶ紐/3回変身するベビードレス<健康>ダイエット・スリッパ/楽しい音が出る肩たたき
<玩具>磁力を利用したオシッコ人形/なわとび人形
<台所>冷蔵庫の小物整理袋/しずくをカットする醤油さし
<調理>手のひらまな板/サジつき皮むき器
<入浴>アカがすぐとれるブラシ/入浴しながらマッサージ器
<洗濯>長い布がきれいに洗える袋/形がくずれないネクタイ網
<運動>にあたると音を出す練習用バット/ひとりピンポン練習機
<趣味>小鳥のエサくず掃除機/釣り針がすばやくとれる器具
<嗜好品>指輪につけたパイプ/水切りの孔つき灰皿
<履物>足元を美しくする、ぞうりカバー/前後から履けるスリッパ