どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか
みうら「……あのさ、最近、気づいたんだけど、どうやら人間っていつか死ぬってね」
リリー「どうやらね、死ぬっつ―じゃないですか」
みうら「うん、どうやら死ぬっつーね」(序文より)
何気ない言葉が、深夜にまでおよぶ語り合いとなり、その気持ちの高ぶりが本書となった。「人生」「人間関係」「生と死」にまつわることを、「いずれ死ぬっつ―じゃないですか」から逆算して考えていく。サブカル界の二大巨頭が1年間にわたって真剣に語りつくした対談集。
みうら「人生の最終地点は「死」じゃないですよ」
リリー「それなのに「今際」を豊かに過ごしたいと思って、みんな「今」を貧しく生きてる」(あとがきより)
(by ウリノヴィッチ)