ぼけの始まったお年寄りと暮らす
普通の主婦から介護職に転身した金田さん。介護職として初めに飛び込んだ職場が老人病院でした。そこで目にしたのは、「(お粥とおかずを混ぜた)ドロドロのご飯」や「1日4回と決められたおむつ交換」、「手や足を縛られる」といった状況でした。
普通の主婦の感覚ではありえない世界がそこには広がっており、「人生の最期にこんな生活が待っているのかと思うと、生きる意味って何なんだろう」と金田さんは深く考えさせられました。
そんな思いから出発した金田さんは、「介護は他人事ではない」を持論に、自分が将来うけたい介護を後世に伝えています。
金田さんの思いが伝わる1冊、是非手にとってみてください。
(by たつのすけ)