学習方法について

　国家試験まで１年を切りましたね。それぞれの受験生のもつ事情や生活スタイルが異なるので一概には言えませんが、大学生で授業に出席しながら週に何回かアルバイトをしているという人が多いと思うので、その想定でお答えさせていただきます。
　まず、今から受験勉強を始めれば決して遅くはありません。毎日欠かさず机に向かう習慣が確立すれば、これからの学習への嫌悪感が軽減され、とてもよいと思います。具体的な学習方法ですが、今の時期は法改正の少ない科目から行うことがよいと思います。共通科目でいえば「地域福祉の理論と方法」「心理学理論と心理的支援」「人体の構造と機能及び疾病」「社会理論と社会システム」「権利擁護と成年後見制度」「現代社会と福祉」あたりでしょう。
　ただし、専門科目は新しいカリキュラムになっていますので、最新のテキストで勉強することが一番だと考えます。旧カリキュラムのテキストで学ぶと重大なミスになりかねません。必ず巻末の発行年月日を確認し、毎年あまり変化のない科目からの学習をおすすめします。