学習方法について

　実習は教科書や教室では学べない大切な学びができる機会です。身体面でも精神面でもご自分の想像以上に消耗することでしょう。実習中は、試験勉強よりも実習に集中することがベストでしょう。毎日の実習をこなすための健康管理や実習中に感じたこと、疑問に思ったことを考えることが、精神保健福祉士としての今後に大きな意味をもちます。試験勉強をしていないという焦りがあるとのことですが、病院では入院形態や面接への同席、ケースカンファレンスなど、地域では障害者自立支援法移行後の施設体系、地域での精神保健福祉士の役割など、それぞれの現場で沢山の知識を得られると思います。
　実習をとおして精神保健福祉士への、また試験勉強へのモチベーションが上がれば、実習後の国家試験への勉強の原動力ともなります。実習でたくさん学んでください。