学習方法について
過去問を解いても意味がない?(2012/05/02)
第15回精神保健福祉士国家試験は新科目での受験になりますが、これまでの過去問を勉強する意味はあるのでしょうか?(匿名希望さん)
精神保健福祉士に必要な知識の根幹が変わったわけではありません
試験対策に必要な勉強法として、多くの人が「過去問を繰り返し解く」ということを、先輩や同僚などから聞いていると思います。しかし、ご質問にあるとおり、来年の第15回精神保健福祉士国家試験は、養成カリキュラムの改定に伴い、新科目での受験となります。このようなときに、「過去問」を解くことに意味はあるのでしょうか?
結論から先にいってしまえば、これまでの「過去問」を解くことには大きな意味があり、勉強法としても非常に有用だと思います。
カリキュラム改定により、科目名が変わり、各科目で学ぶ内容も再編されました。しかし、各科目のシラバスを確認すればわかりますが、これまでに学んできた内容がなくなったわけではありません。つまり、精神保健福祉士に必要な知識の根幹が変わったわけではないのです。
これまでの国家試験で繰り返し問われてきた内容は、精神保健福祉士に欠かせないものであり、それは当然のこととして、第15回試験でも問われてくるであろうと考えられます。そのため、少なくとも過去3年分の過去問は繰り返し解いて、よく出されている項目については、きちんと把握しておくことが必要です。
中央法規出版では、『2013精神保健福祉士国家試験過去問解説集』を5月上旬に発行します。この本では、第12回〜第14回の専門科目の問題を新科目に振り分け、新試験の概要・イメージがわかるように編集しました(事例問題を除く)。もちろん、共通科目も掲載されていますので、受験対策に是非役立ててください。
このように、「過去問」を繰り返し解くことで、ある程度の得点は取ることができると思います。ただし、気をつけなければならないこととして、カリキュラム改定に伴って、学ぶ範囲が広くなったこと、共通科目が1科目(「障害者に対する支援と障害者自立支援制度」)増えたこと、があります。
範囲が広くなったことについては、旧出題基準とこれから発表される新出題基準を対照して、どの部分が新しいかをおさえておく必要があるでしょう。新しいものは出題されやすいと考えられます。テキストおよび『模擬問題集』などで基礎知識を学んでおきましょう。
また、共通科目が増えましたが、この科目では特に「制度」をおさえておく必要があります。障害者施策については、近年、めまぐるしく変わっています。最新版のテキストや厚生労働省のホームページなどで、直近の動向を追っていくとよいと思います。
結論から先にいってしまえば、これまでの「過去問」を解くことには大きな意味があり、勉強法としても非常に有用だと思います。
カリキュラム改定により、科目名が変わり、各科目で学ぶ内容も再編されました。しかし、各科目のシラバスを確認すればわかりますが、これまでに学んできた内容がなくなったわけではありません。つまり、精神保健福祉士に必要な知識の根幹が変わったわけではないのです。
これまでの国家試験で繰り返し問われてきた内容は、精神保健福祉士に欠かせないものであり、それは当然のこととして、第15回試験でも問われてくるであろうと考えられます。そのため、少なくとも過去3年分の過去問は繰り返し解いて、よく出されている項目については、きちんと把握しておくことが必要です。
中央法規出版では、『2013精神保健福祉士国家試験過去問解説集』を5月上旬に発行します。この本では、第12回〜第14回の専門科目の問題を新科目に振り分け、新試験の概要・イメージがわかるように編集しました(事例問題を除く)。もちろん、共通科目も掲載されていますので、受験対策に是非役立ててください。
このように、「過去問」を繰り返し解くことで、ある程度の得点は取ることができると思います。ただし、気をつけなければならないこととして、カリキュラム改定に伴って、学ぶ範囲が広くなったこと、共通科目が1科目(「障害者に対する支援と障害者自立支援制度」)増えたこと、があります。
範囲が広くなったことについては、旧出題基準とこれから発表される新出題基準を対照して、どの部分が新しいかをおさえておく必要があるでしょう。新しいものは出題されやすいと考えられます。テキストおよび『模擬問題集』などで基礎知識を学んでおきましょう。
また、共通科目が増えましたが、この科目では特に「制度」をおさえておく必要があります。障害者施策については、近年、めまぐるしく変わっています。最新版のテキストや厚生労働省のホームページなどで、直近の動向を追っていくとよいと思います。